2010年8月19日木曜日

この涼しい時にかく思えり。

先日マザーテレサの本を読んでしまってから、どうも影響されてしまったようで、日本のホームレスがどうしたら幸せになるかを考えていた。
マザーテレサは言う。
「日本はインドを救うのではなく、身近にいる社会から離れた孤独な人たち(ホームレス)を助ける事を先にしてください」
マザーは、一番悲しい事は病や貧困で死ぬ事ではなく、その死が誰にも看取られずに孤独のままにやってくるという事を言っている。
この現在プー太郎の私が、人の事は言えないに関わらず考えてみた。
福祉施設に入って、優しい人たちがホームレスの雇用の為に一生懸命に動いたり、公園で配給したり・・・というのは既に頑張ってくれている事。
では他に何があるか?
雇用されるのではなく、自分たちで何かを作り出す事はできないだろうか?
時間は限りなくある。しかもホームレスをしている経験から節約術に関してはプロの域だろう。
例えば公園にいながらしてできること。(もちろんちゃんと施設に入れるならそれに越したことはない)
うーん。。。私の貧しい脳では内職しか思いつかない。
それでは、みんなが明るくなるような事はできないだろうか。
何かアートのような活動とか、芸術方面にいくとか。
映画を撮ってもいいかもしれない。
ホームレスが主人公の内容。公園で毎日見る光景をドラマにするとか、
何かのきっかけで成功を掴むでもいいし。
まあ、でもそもそもホームレスの人は人前に顔をさらすのは嫌なのかもしれない。
でももし、そこを乗り切って、またやる気を取り戻すきっかけになってくれたら嬉しいだろうなあ。
ちょっととっぴすぎるかな?

なんて事を今日考えていたのでした。

2 件のコメント:

  1. 山谷が近いからね、うちの実家。
    ホームレスさんは山ほどいらっしゃいます。
    隅田川の川沿いなんて、それこそ
    「住宅地!?」
    ってくらいに、ブルーシートのお家が乱立。
    ホームレスの収入源といえば、アルミ缶集め、段ボール集めくらいしか思いつかないけれど、なぜ山谷にみなさん集まるかといえば、その昔は工事現場の仕事など、直接トラックで横付けて
    「○○の現場いける人いますかー?」
    みたいな感じで、その場で人集めしていたみたいね。
    職業安定所もあるけど、もう機能していないし、
    今では、簡易宿泊所に入るお金もなく、仕方なく路上生活をしているみたいです。その代わり、外国人観光客がよく宿泊先に利用するみたいよ。素泊まり3000円とかだもの、安いものね。
    山谷のあたりは、ボランティアの方も積極的に活動され
    NPO法人やらなんたらの方々がしょっちゅう炊き出ししています。昔のように、機動隊が出動するような騒ぎはなくなったなぁ。私の小さい頃は、あの辺によく機動隊の車が止まってたよ。今はもう、みなさんおじいちゃんで、荒くれる元気もないのかね。

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  2. ああそっかあ。ザマんちそうだったねえ。
    正直通りかかる時にちょっと怪訝に思ってしまう事もあるんだけど、でもどういう事情であれあの生活も苦痛だろうなあとも思ったり。
    本人たちにとって一番の希望ってなんなんだろう?って考えたりもする。
    現場いける人いますかー?って行っていける人が現場で働けるって今から考えるとなんかいいね。

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