2013年6月29日土曜日

祈り

祈りっていうのは、往々にして、自分には何もできない時に、
必死でしてしまうものだと思う。
何かできればすればいいし、そうできる事はできない事より自分にとって
幸せな事だと思う。

私の仕事の辛い時期は抜けた。なんとか普通の精神状況に戻ってきた。
それを実感した今日、昔仲良くしていた仕事関係の人の病気の情報が入ってきた。
前に東京で働いていた時に、会社は違うけど同じ仕事をしていたので、
よく飲みに行ったり遊びに行ったり、ご自宅でのパーティなんかに参加していた。

最後に会ったのは2年前の、彼の結婚式。
奥さんはお腹に子供がいた。
元々幸せそうな人だったけど、その時は更に幸せそうだった。

その彼は、現在がんに侵されているという。
まだ43歳。進行が早く、1度手術した後転移が見つかり、
治癒の可能性はほぼ無いとの情報だった。

せめてもの救いは、それが本人からもたらされた情報ではなく、
そのような話だという事。
いい裏切り方をしてほしい。

私が仕事を辞めてからは、しょっちゅう連絡をしていたという事ではないけど、
それでもなんか、あの幸せそうな顔が思い出されてしょうがない。

なんとか嘘にならないかな。
奇跡がおきないかな。

今まで自分が抱えていた悩みや苦痛なんか、
豆粒みたいだ。

私にできる事は、祈る事だけ。
その事を精一杯頑張る。

2013年6月28日金曜日

最近仕事関係の事で本当に心がしんどかった。
派遣て辛いね。自分の会社じゃないとこに働くって事が
時折こんなに辛いとは。
もし仕事に対して意思持たずに、言われたとおりにやるだけ、
後は何があっても知りませんっていうことを自分が許すのであれば
それほど苦しまずに働けるのだろうけど、案外私はそうではなかった。

でも、ほんと禿げるんじゃないかと思う位で、元々不安症なところはあるにせよ、
今回は脅迫観念めいた症状まで出てしまう始末で、さーー困った、と。
誰も信じられなくなって、自分さえも信じられなくなって、
書類が手元に無いだけで、ひょっとして間違えたかも。。。って思って
確認に戻る。で、大丈夫だったってなるんだけど、少し経つと
また、やっぱりさっきのは目の錯覚で、間違えてたかも。。。なんて始まる。
さすがにこりゃ自分おかしいなと思い、(ここで部屋の隅をゲジゲジが
突破していたけど、無視しよう)
スパルタに出た。
私なりの治し方。

確認しない!!

確認したい確認したいってなって、しょうがなくなるけど、しないったらしない!!
そんなスパルタ方式と、周りの空気が少し変わってきた事により、
そこから突破しました。ゲジゲジ並みに。

事務所で本当にしんどい時は、幸い会社の敷地が広いので、散歩に出る事にした。
するとね、ある事に気づくのです。
しんどい時は、鳥が寄ってくるww
気のせいかもしれないけど、なぜか鳥が寄ってきて

どう!??この自由な自分!!?

って感じを見せつけてくるのです。
気分が復活すると、寄ってこない。またダウンすると寄ってくる。
なんだこれは?
先日、ズーンとしたのが休みになってもとれず、植物園に一人で出かけた時の事、
その植物園は林道や川沿いの道などがあり、なぜかそっちにはお客は来ない。
それをいいことに一人で林道をズカズカと歩いていた。
で、はぁぁぁ、この落ちた気持ちが戻りますように。。。なんて思っていると、
ワッサワッサと音がする。
もしや!と思い頭上を見ると、なんと、名前もわからないようなやたら
でかい鳥が飛んでいた。まさに動物園クラス!
かわいいとか通り越して、恐い。

これなんなんでしょう。
私の気持ちの一番の理解者は、人間ではなく鳥だったのか?
それとも、あーー鳥みたいに自由に飛びてぇぇぇっていう、
願望だったのでしょうか。

2013年6月22日土曜日

左に視線をうつすと、月が煌煌と光っていた。

デカっっっ!!!!

部屋の中から月を見たのはいつぶりか。

なぜ日本人は月ではウサギがもちつきしてるなんて思ったんだろうね。
ウサギが草を食んでいる、ではなく、なんでもちつきだったんだろう?

そういや昔前世を見てもらう機会があり、そこで宇宙人と言われた。
(江戸の町娘、と言われる日を夢見て、何度か聞いてみているが、
未だその夢は果たせていない)
その人は言うのです。
「月が懐かしく思う時はないですか?」
どうやら、宇宙人だった頃、月を見ていたのだそうだ。
といったら、銀河系じゃないか!それ、そろそろNASAが知ってても
よくなーい?って思うけど、ひょっとしたら目に見えない宇宙人かもしれないよね。

宇宙人かどうかは別としても、月や星を見て懐かしいと思う気持ちは
大抵みんなあるかと思う。
昔見た漫画でもそんな事書いてあって、それは先祖が月を見たDNAが受け継がれているんだろうねと言っていた。
銀河鉄道999には2つ月を持つ星が出てくる。
その風景も素敵なものだった。

星が持つ想像力をかきたてる何かが、脳にどんどん刷り込まれていって、
それが想像だけではなくて、質感というか、何かこう記憶の中に入り込んでいく感覚。
これを茂木さんは「クオリア」と言っているのかな?

昔、月の夢を見た事がある。
いつもお世話になっている鍼灸師さんの家にお邪魔しており、その家は古い日本家屋だった。
隣の部屋には鍼灸師さんと誰か男の人。私は一人でいる。
外には綺麗な満月が昇っており、
「先生、綺麗な新月ですよ」というと、照明代わりだったロウソクが次々と明かりをおとしていった。
満月は左から少しずつ丸い何かに邪魔されるようにかけていき、その丸いものが完全に満月に重なると、丸いものの外側からもれてくる月の光が、一気に力を増し、その丸いものに後光が刺すようになり、その光で照らされた丸い物は弥勒菩薩の顔だった。
それに気づくと、今度はまるでプラネタリウムを見ているように、
空を次々と仏様や菩薩が星座のように左側から右側へ移動していった。


そんな夢を後日鍼灸師さんに言うと、
「なるほどね。なんで新月って言ったのか最初疑問だったけど、そういう事か。」
そう言われるまで、私は新月がなんなのやら、恥ずかしい事に知らなかったのですな。
「その夢はね、曼荼羅だよ」
曼荼羅と言われても名前しかわからなかったのだけど、先生が言うには、神様(仏様?)というのは星なのだと、曼荼羅に描かれている仏様たちは、宇宙を表わしているのだそうです。

これもDNAのなせる技かね。

あーーー早く江戸時代の前世言われないかなーーーーwww




2013年6月16日日曜日

言葉で溢れている

金曜日に色々あって、なんかもう疲れたと思いつつ、
むかついてばかりいる私も歪んでいるのかなんて事も考えつつ過ごしていた。
昨日図書館に行って、愛する茂木健一郎氏の「僕たちは美しく生きていけるのだろうか」
~Can  we live beautifully~という本を借りた。
茂木さんのような人が周りにいたら、飲み会で下世話な会話しかない男の事も
隙あらば触ってこようとしたり、私がタクシーで帰っていた時に
「今ホテルの部屋とったんだけど」とかいう意味不明な電話をしてきた上司の事も、
あいつはあいつ、と思う事ができたかもしれない。
そんな人ばかりじゃないんだと。

この本を昨日読んでいたら、「心が美しいこと」というトピックの文章が言うんです。
心が美しいという事は、春に花が咲いているように温かく、この世に生きているという
事から浮遊するような中から見出す事があってもいい(おそらくそれが一般の
人が言う心が美しいという典型)
このような内容の後で、こう続きます。

「一方で、人生は雨の日も晴れの日もある。~心の美しさはそのような浮き沈みや摩擦や、ネガティブな思いや、激動をくぐりぬけてやがて生まれてくるもの。精一杯生きていい。挫折して、暗い気持ちになって、そしてまた立ち上がればいい。」
茂木さんは、美とはバランスであり、そのような妬み、苦しみ、憎しみを持っているのは否定すべき事ではないが、そこから這い上がるという事でバランスをとっていかなければいけないと言っているのです。
そこから這い上がった時に、浮遊から見出す美よりも、更に輝かしい「美しさ」が生まれるとしているのです。
暗さがあるから明るさがわかるように、そのようにして出された美しさは、とても綺麗に見えるだろうと。

これは今の私にとってとても大切な言葉なのです。
自分がダメな時でも周りを見渡そうとすると、このように勇気を与えてくれる言葉が見つかる。
それを神が教えてくれたという人もいるだろうけど、私は自分がなんとかなりたいという気持ちが作り出すセンサーの為だと思っている。
自分がダメだと思う時こそ、周りに目を向け、外に出てみたり何かを手にとってみたりする必要があるんだと、茂木さんは教えてくれました。

蛇足
「これは神が与えてくれた言葉か・・・」と思いたくなるような事が昔ありました。
その頃仕事でイライラして、後輩に注意する事もとっても多かった時。
いつものように通販で無農薬米を買い、そのダンボールを開けたところ、オマケに入っていたアロマスティック。そのパッケージにはこのように書かれておりました。。。。

もう、ほんっと、すんません。

2013年6月15日土曜日

疲れたなあ

疲れております。
あまりの周りの数人の仕事のできなさに、
言葉もない。
それで社員で、私の数倍の給料もらってるんだから、
こんなんでいいのかこの会社と思う。
一人は、ずっと口をあけてるので、脳に酸素がいってないのかもしれない。
生理学上それはないのだろうけど、口を常に開けてる人ってなんかこう
しゃきっとしてないというか、考えが全然回らないというか、そう感じてしまう。
仕事をさぼってるという事ではないんだけど、多分元々の考え方が
とてつもなく甘いんだと思う。これがまずいという事に気づかないし、
確認をとらなければいけないという事がわからない。
で、もちろんミスするから周りから指摘されるんだけど、それを上司に言わない。
「何かあったら自分で責任とれないんだから、報告したほうがいい」
というと、
「言うと怒られるから」
こんな30半ばまだいたのか!!!
で、もう一人時々困ってしまうのがいて、すぐ上の上司にあたるんだけど、
すごいせっかちな上、物を記憶しておくことがあまりできない。
ばーっとやろうとするんだけど、何か一つあってそれを今すぐできないとなると、
チクショーー!と怒って、で、結局やることを忘れてしまう。
もちろん書類のミスも多い。
自分の事は棚上げにして、全てを周りの関係部署のせいにする。
周りのせいに勝手にしてればいいんだけど、それを私に
「なんで本社に文句言わないんだ!」と言い散らかす。
「自分で言ってください」というと、言わない。
そんな事で色々あって、一番上の上司に言ったところ、
本人に最初に言っても聞かなかったら俺に言ってくれ、まずはすぐ上の上司に先に
言ってくれ、と言われる。
すぐ上の上司も問題だし、本人になんか何度も言ってるのになぜそこを確認せずに
そんな事を言うのか。。。何かあったら何でも相談してくれとか言っておきながら。。。
で、またがっかりする。
もちろん、2倍に返して反論したけれどもwww
そんな事が昨日ありつつ、飲みに前から誘われていたので、仕事終わりで行った。
安い&おいしくない居酒屋で、ずっと下ネタばかりの会話で、しかもきわどい質問
ばかりあびせられ(全て無視)、やたらと触ろうとしてくるすぐ上の上司もいたり。
ほんと疲れた。
昨日はほんとに

疲れたーーーーーー!!!!!!

やっぱやめようかな。ここ。

何が嫌って、自分がどんどんけがれていく気がする。
こいつふざけんなと思うと同時に汚い何かを背負ってしまっている気がする。

陰陽師と漫画で、800歳生きる白比丘尼が、
「私はかれぬ泉なのです。永遠に湧き出る泉なのです。人々はこれを求めに、
時折無理に奪おうとしますが、私はそれを拒む事はできません。人がこれを
奪う時に私は陰(おに)を吸ってしまうのです」
と言っていた。
こんな高尚なものではないけど、誰かの行為が自分を汚す、って事は
おおいにあるなと思ったのです。

どーすっかな。社員登用の話もある中、今度重役と数回その件で飲み会なんかも
ある中、関係なく辞めてしまおうかな。
結婚でもしていたらなーーーーーすっぱり辞めてしまうのに・・・クっ・・・

ああ・・・なんか透明な空間で癒されたいわ♪。
明日水族館でも行こうかな。

2013年6月8日土曜日

くせ毛

私はくせ毛です。
小さい頃はクリンクリンで、まー3歳頃なのかはそんなのでもかわいいのだけど、
この年齢で自然派クリンクリンはあまりかわいくない。
よく美容師さんにも言われるけど、
「くせ毛風ナチュラルウエーブってのは、めちゃくちゃ作りこんでるからねえ」
そう、ストレートより人工的にやらないと、自然でも平気なウエーブにはならないのです。
私の髪の毛を何も気にせずにそのままにして
「これぞナチュラルウエーブ!」
とやったところで、誰もうらやましがらない。

でも、数十年生きてきて、これでいいのかと。
くせ毛もお前のアイデンティティではないのかと、
そう自問する日が増えてきています。
ストレートにしてごまかす日々、
上からパーマをかけてウエーブをウエーブでごまかす日々。
それにそろそろオサラバして、
自分のくせをいかした髪の毛にしたい。。。
と思うようになってきました。

で、この前夢を見ました。
髪の毛を切っている夢。
夢占いで見てみました。
「イメチェンをしたほうがいい。こういう時は実際に髪の毛を切るといい」
ナヌーーーー!!!
で、その事をフェイスブックに書いてみました。
イタリア人は言います。
「ブロンドやパープルにしちゃいなよYOU!!」
髪の毛の色は変えたくないんよねえ。
で、しばらく会ってない友達が言います。
「バッサリいっちゃえば?」
「スキンヘッドは?」
「そのままでいいんじゃん?」
と色々アドバイスくれます。
その中で、やはり最近会ってない友達から、
「yattyのふわふわ好きだけどねー」

ほお!!!くせ毛をふわふわと言うか!!
なんかそれに勇気つけられ、いっそのことくせ毛を矯正せずに
ばさっと切ってみるか!
と思うのでした。

2013年6月2日日曜日

転機

ひとつのケジメの時がきた気がする。
色々な事、物、人を自分のなかでふるいにかける時がきている気がする。
いつまでも付き合いがあるからと、仲良くしている必要はないという事、
ずっと持っていた物、行なっていた事、
全て見直す時期にきているのかもしれない。

でないと前に進むのが大変。
もっと違うところへ、前へ進みたいと思っているから、
ちょっとそういう事にしていこう。