2009年6月23日火曜日

NZの食べ物

私は最初に肉ばかりの家庭は嫌だというリクエストをしていたので、ホームステイ先で出る食事は野菜が多かった。魚はこちらでは高価らしく、私が行った去年の11月頃は物価も上昇しているのもあって、比較的値が安い野菜とかハムが多く出ていた。私のホストファミリーは72歳のおばあさんと64歳のおじいさん。おばあさんは名前をHEDYというのだけど、昔看護婦をしていたので殊更に食事は気を遣っていたと思う。毎日問われる「私の食事は世界一でしょ?」という言葉にちょっと辟易していたのだけど、それはお国柄なのだと納得し、3ヶ月間問われ続けたのをそういう理由で自分の中で消化した。どうやら日本人は反応が薄いらしい。本当は「そうよーあなたの食事は世界一だから食べられる私は世界一幸せなの!!!」くらい言わないとダメなんだろうな。後にこのホストファミリーは他のところと比べて変わっていることに気付いてしまうのだけど。よく出たのは野菜を蒸して塩をかけたもの。HEDYがダイエットをしているので必然的に油ものは出ない。これは好都合だった。あと、これはとってもおいしいものなんだ!と言って市販のチリソースが毎日食卓に並んでいた。決して辛くはない甘いチリソース。油断してると勝手に私のお皿じゅうにかけられてしまうので、さっさと食べ始める事に集中した。

他にこっちにきて思ったのはリンゴでもなんでも果物は小さいということ。リンゴは片手サイズで、気軽に道を歩きながらでも食べられる感じ。ネクタリンなども小さくて、日本だとモモくらいのサイズなのにこっちでは5センチくらいのかわいいもの。他にも見たこともない果物でFIJOAとかTAMARIROなどのマオリの果物もある。FIJOAもTAMARIROも味は南国系で、近いものでたとえるならパッションフルーツってところ。円高もあってか、現地の人と違い野菜、果物は非常に安い印象を受けた。1キロ3ドル(その当時で約150円)でイチゴは買える。

こっちの人は芋をとにかく良く食べる。日本で言うお米の代わりなのだそうだ。ジャガイモにも種類があって、マオリの芋であるKUMARAという少し甘みの強いものもある。サツマイモほどの甘さはないけれど、ジャガイモよりは遥かに甘くて、皮の色は何種類かある。移民の多い国のせいかアジア食材なども結構売ってる。まだ若い国だという事もあって、伝統料理というとマオリのハンギという地中で野菜や肉などを蒸したものか(観光地に行かないと食べられない)、フィッシュ&チップスになると思う。バーベキューも多いと聞いていたけど、少なくとも私は一度も参加することはなかった。

正直なところ、食べ物は日本の勝ちかなあ。果物とか野菜などはおいしいけど、料理という観点でみると日本の圧勝だと思う。特に私は自然食傾向にあるので、そう感じたのだろう。でも食べ物ってその民族にはその民族にあったものが食されているものだと思ってるので、あくまでも日本人の私の意見としては・・・という感じ。

クライストチャーチでよく入ったレストランはタイ料理屋とイタリアン。イタリアンは一軒おいしいところがあるのでそこに数回行った。あと、エイボン川の近くで屋外で飲むビールはうまい。雰囲気からしてうまい。NZのビールは日本やヨーロッパと比べると薄い。でも暑い日にくーっっっとやりたい時にはおいしいと思う。オリオンに近いのかなあ?

2009年6月20日土曜日

イルカと泳ぐの巻















本当にニュージーランドは自然の宝庫である。

特に日本だとなかなかお目にかかれない動物をいとも簡単に見る事ができる。野生のイルカを見られる、しかも一緒に泳げるということで、クライストチャーチから車で約1時間半のところにあるAKAROAという小さい観光地へ行く。クライストチャーチからAKAROAは、田舎道、しかも山道をずーっといくので途中酔うわおなかは下るわで半ば意識朦朧として到着。日本にいるときに描いた想像の中のイルカのいる場所とは程遠い景観。小さな街が海沿いにあるかわいい印象。でも、ここは珍しくフランス移民の町なので、道路の名前はRUE DE○○○と始まるフランス名前。フランス行ってた時が懐かしい。なのでここの名物はフランス料理です。
とりあえず到着してすぐにボートの受付へ。そしてウエットスーツに着替える。そんで出発!12月といえばニュージーランドは夏。でも東洋人には寒い!NZに来て思ったけど白人と東洋人って絶対に体感温度が違う。
この日も寒がってるのは東洋人である我らだけ。一緒にいたKIWI(NZ人)に笑われる程。イルカポイントに到着し、次々に海へ。最初に入った友達は寒さに叫んでいる。それを見て恐ろしくなる。そんでも中に入らないわけにはいかないので必死に海へ。まだ全然イルカは見えないなあなんて思ってたら、持っているビート板を擦れ!という指示が船のキャプテンから出た。疑問に思いながらもこすってると、なんと待ちに待ったイルカがキターー!!こすった音がイルカの鳴き声に似ているらしくこれによってくるという事だった。ダイバーの私はイルカが水中で泳いでいる姿を見たい!と思って必死にシュノーケルで海の中を見る。水上よりもそっちのけで水中を見ているとキャプテンから「上を見ろ!」と怒られる。AKAROAは水質が濁ってるので水中はなんにも見えない。イルカはどうやってこの濁った中を泳いでるのだろう?不思議だなあ。一頭去ってはまた一頭と寄ってくるので楽しかった。真横を通るイルカもいて、気づくと真後ろにいたり、寒さなんて忘れてイルカ探しに没頭した。

AKAROAのイルカは世界一小さいヘクタードルフィンという種類。大きさは1メートルほどでしょうか。とんだりはねたりってのはないけれど、ちょこちょこ小さい体で私たちの周りを泳ぐからカワイイ。3か所のイルカポイントを訪れ、船着き場に帰る。天然イルカを初めて見たもんだからなんか得した気分。日本だったら小笠原とかいかないと難しいもんなあ。住む場所から1時間半という近さで見られるなんてほんとすごい!
船から降りて、昼食にピザ(あえてイタ飯)を食べて、その後ブラブラする。時間は2時。観光案内所で何ができるか聞いてみると、夜7時からのペンギンを見るカヤックツアーしかないとのこと。日帰りの予定でAKAROAに来ていたので、それは断念して散歩に専念した。是非ペンギンのリベンジしたかったけど、まあしょうがない。
NZの観光地って日本のと全然違う。お土産を売るのに必死になってないし、お土産やも非常に少ない。どの観光地も本当に小さい。今まで訪れた中で大きな観光地は私が知る限りROTORUAの一か所だけだろうか。
最初のこのAKAROA体験から約2ヶ月後に仕事でAKAROAへ行ったのだけど、その時はもっと裏AKAROAを知る事ができた。誰もいない海とか、ホリデーホーム(貸別荘)とか。この貸別荘最高だった。その詳細はまた書こうと思うけど、イングリッシュガーデンが広がる森の一軒家で、訪れた人全てがここに来るためにまたNZに来る!と宣言していたくらい。オーナーもフレンドリーだし、言うことなし!ちなみにAKAROAはフィッシュ&チップスが有名です。なんかNZのフィッシュ&チップスランキングに入ったとかで。まー違いはわからん。

2009年6月18日木曜日

ペンギンを求めて















ニュージーランドにはペンギンがいる。天然のペンギンが見たくてDUNEDINに行きたいと先生に言ったら、ペンギンなんぞクライストチャーチにもおると言われたので、いる場所を聞いて一人週末探しに出た。クライストチャーチの市街からバスで30分弱、SUMNERビーチという海岸がある。その隣のTYLORS MISTAKEというところにペンギンはいるらしい。バスはSUMNERまでしかないのでとりあえずそこで降りる。市街でフリーで置いてあった地図しかもってないので、そのつたない物を100%頼りにしていざTYLORS MISTAKEへ!方向感覚だけは持ち合わせているので、なんなく行けた事は行けたのだけど、坂が辛い!ペンギンだから海沿いだろうと、海を歩いて行ったらTYLORS MISTAKE WALKING ROADとある。これだ!と思って岩づたいにその道へ。まるでトレッキングコースのようなその道。でもそこから見る海は綺麗。NZの海ってちょっと緑がかってて飛び込みたい♡と、うずうずする。まあそこは断崖絶壁なのでさすがにやりはしなかったけど。しかし歩いても歩いてもペンギンの1羽も見当たらない。坂はきついし、道なき道を歩いていたせいもあって心細いしで、弱気になってきた。

「・・・ひょっとしてペンギンなんていないのでは・・・・」

いや、現地の人が言うんだからいるはずだ!そう自分に言い聞かせてズンズンと先へ。山を登り、舗装されてなんかいない細い山道を降り、牛に踏まれそうになったり、馬がいたり、そんなこんなでTYLORS MISTAKEへ着いた。先生の言葉を信じるなら、SUMNERとここの間にペンギンはいるはずだった。でも全く見られず・・・・・。ホストファミリーにサンドイッチまで作ってもらって一日がかりで行ったけど成果は無し!でも海好きだからいいやー。

次の週に先生にそのことを伝えると、いやいるはずだからまた行けと言われた。野生のペンギン見るって大変だ。

結局後からわかったのは、ペンギンは夕方から夜に出没するらしい。あんな昼間のど真ん中に行っても見られないとのこと。なんだ・・・・そうだったのか・・・・・

でもこのSUMNER、TYLORS MISTAKEは私の大好きな場所になった。小さい自家製のチョコレート屋があったり、みんなのんびりと海を楽しんでる風景が和む。SUMNERには小さい商店街があるんだけどちょっとだけおしゃれで、海沿いのオープンカフェもあるし古い薬屋の建物をカフェにした歴史好きの私にはたまらないところまである。雑貨屋もかわいい。最終的にここで一度もペンギンを見る事はなかったけど一人で何度も訪れた。ぼーっとするにはオススメかな。

でも普通にニュージーランドを旅行してたら、ペンギン、オットセイ、アルパカを見る機会は山ほどある。お陰で私はアルパカフリークとなり、日本ではめったに見られないものだからアルパカ禁断症状が出始めている。かわいいよー。アルパカ。

初のCHRISTCHURCH 市内観光と学校







ホストファミリーの最初の仕事、それは市内観光とバスカード購入。

ということで、家からバスに乗り約20分、クライストチャーチの中心地に到着。その名の通り大聖堂が中心となったこの街は、イギリス以外で最もイギリスらしい町やら、世界の箱庭やら、その公園の数の多さからGARDEN CITYという別名を持ちます。イギリスには行ったことがないけれど、はたしてここがそれほどイギリスらしいのかと言われると疑問。ガイドブックにも、そう言われるけれどもここはニュージーランドらしい解放感で満ち溢れているから気にするなとも書いてある。

東京に長いこと住んでいた私としては、ここに来た印象は、建物が低いから空が大きい、田舎でもないけど都会ってほどでもないって感じでしょうか。

あ、あと巨木が多い。これほどの巨木が日本にあったら、絶対に保護樹木になっているだろうという木があちらこちらにある。時期も手伝ってか花が咲き乱れてて綺麗な印象。

ホストファミリーはまずハグレーパークとボタニカルガーデンにつれてってくれた。この2つの公園は隣り合っていて、非常に大きい。特にボタニカルガーデンには様々な植物が花開いてて、中をエイボン川が流れてて、そこにはカモとカモの赤ちゃんたちがたくさん泳いでいた。カモの赤ちゃんなんて見たことは数回しかないもんだから、かわいさにウキウキする。その公園を見たあと、バスに乗ってNEW BRIGHTONへ。ここには海がある。シティからバスで約20分位だろうか。風が激しかったけど空は見事な青空。雲ひとつない。ここの象徴であるピア(桟橋)を歩いてみる。たくさんの中国人が釣りをしている。現地の人はここでは釣りをしないようだ。
ここで砂浜をカイトで走る三輪車がブームらしく、数名それで遊んでいた。見た事もないその乗物に、さすがアクティビティ天国と感心した。

そして次の日、学校へゆく。学校のマネージャーの女性の先生と話してみると、あら、私英語わかるじゃない!と自信を取り戻す事に成功。学校の先生はKIWI訛りはないので非常に聴きやすい。テストを受けてクラス配置。一緒の日に入った生徒は私の他に中国人の男の子1人。完璧にテスト中カンニングしている。(この男の子とは現在は仲良しです)その結果その男の子は私より一つ上のクラスへ。私はPRE INTERMEDIATE(中級前)というクラスへ。最初に思ったのは・・・もちろん覚悟はしていたけれども、みんな若い!20代前半当たり前!中には10代もいる。あーやっぱりそうだよなあって思いつつも、まあ友達できなくても別に一人でいればいいか、なんて事も考えた。9時に授業開始で中休みを挟んで12時20分で昼食。クラスの一人が私を誘ってくれたので一緒にロビーへ。そこでみんなで昼食を食べる。なんか日本人ってだけで友達になれる雰囲気が漂っている。最初に思った友達できなくてもいいかーなんて事は不要な気持ちだった。ホストファミリーがサンドイッチを持たせてくれるのでそれを食べたり、卓球台があるのでそこでみんなで卓球したり。日本ではほとんど卓球したことのない私だけれど、卒業するころにはかなり上達した。おそらく英語より上達した。
んで午後の授業開始。学校には韓国、中国、あと意外に多いのはサウジアラビア。中東系の人と会ったことなかったからちょっとウキウキした。

これはしばらく通ったのちでの感想だけど、友達って国を越えてできるもんだって思った。もちろんお互いカタコト英語なんだけど、それでもできるものだと。そしてそれってすごい事なんだと思う。国同士で仲悪かったりいい印象持ってなかったりってよくある事だけど個人で会うとそんなの全然関係ないんだなあと思う。
そんなで学校には人見知り激しい私としてはすんなり慣れた。別人格が出てきたようだ。

*なんかコメントできないってみんなが連絡くれます。おそらくBloggerのアカウントを取得しないとできないらしい。なんだよつまんねーの!!!感想は知ってる人はメールでください。

2009年6月16日火曜日

出発から到着まで


ニュージーランドへの留学の事を少しずつ書いていこうと思う。
約11年働いた会社を30半ばにして辞め、語学留学することに決めた。
海外で生活してみたいという気持ちと、英語わかるようになったら
世界の情報が訳されたものではなくそのまま体感できるようになるだろう
との読みから。

すっかりの飲み癖、マッサージ癖でお金もそこをついていたものの、
外食は自分から誘わない、マッサージは行かないという節約を始めた。
それを決めてから実際退職するまで約半年。なんとか留学しても
大丈夫だろうという金額まで達成。

最初はエージェントへ行って料金を探ってみたのだけど、私の予算だと
2か月しかいられなく、しかも学校も午前中だけにしなければいけないし、
航空券も直行便ではなくてアジアのどこかでの経由便でなくてはいけなくなる。
最悪経由便になるのはいいけど滞在が短かい、学校も午前中だけってのは困る。
現実は厳しいなと思ってた矢先、友達が

「自分で手配したら安いですよ」

と教えてくれたので、そっちの方で調べてみた。
必要なビザを取得するのはそれほど難しい事ではなさそうだし、航空券だって
手配するのはメールを送るだけ。学校決めるのは現地で無償で手配してくれる
所がニュージーランドにはたくさんあるのでそこにお願いして・・・
なんてやってたら結構自分でもできた。
自分で手配することにより、滞在は3か月、学校は午前午後、航空券も
直行便にすることに成功!
意気揚々と11月半ば、単身ニュージーランド南島の中心都市である
クライストチャーチへ向かったのでした。

クライストチャーチに到着し、ホストファミリーが迎えにきてくれるはずがいない!!
私の名前が書いてある紙を掲げて待っててくれるはずがそんな紙が見えない!
しょうがないので、荷物を取りに行き、また到着出口へ。
なんとなくこの人たちかなあ?という人に話しかけると、
「なんで先に荷物取ってきてるの?」と言われ、
お母さんの手には折られた名前の紙が・・・。

自分用の私の資料だと思ったのかなあ。

向こうも気を遣ってか、色々話しかけてくれた。
しかし!何を言ってるのか全然わからない!し、私もことばが出てこない!
日本で多少英語習ってたから簡単な会話くらいならなんとかいけるだろうって
思ってた。でもそれは驕りだったのだと知る。

ニュージーランドはKIWIイングリッシュと言われる独自の訛りを持っている。
若者はまだいいんだけど、ご年配の人はそれが強いので、最初はなかなか
わからなかった。

トゥダイイズグッダイ

と言われ、・・・・・?さっぱりわからず。
today is good day なんだけどaをアイと発音するのでこうなるのです。
空港から15分でこれから3か月生活する家に着いた。

ニュージーランドは本当にそれぞれの家の庭がきれい。
薔薇がたくさん咲き乱れて。
英国の流れのせいかちゃんと手入れされたイングリッシュガーデンが
たくさんある。そんなのを車から見るだけで、きたーって感じになる。
とりあえずそこで一日は終了。










始まりっ!

MIXIやらGREEなどなど、そういうサイト以外のブログを初めてスタートします!
他の国の友達もいるのでつたない英語なども交えながら頑張るぞ!
まずはどんなページになるのか試しに打ってる状態。

I've started my blog!Do my best!
But I'm afraid of my English,,,,
If you find my mistakes,please!please!tell me about it!!!