2010年5月16日日曜日

大河ドラマ

親が大河ドラマの「竜馬伝」を見ているので、一緒に見ている。
が・・・
全然面白くない。私だけかと思ったら、大河ドラマファンの父親も面白くないと言いだした。
私も父も、歴史は大好きである。坂本竜馬をどれだけ知ってるかと言われると自信はないが、どういうことをやった人か、勝海舟とどのように出会ったか、などは知っているつもり。
何も史実その通りにやれ!と言いたいわけではなくて、あそこまでの行動力と、頭の良さを兼ね備え、日本を変えた竜馬のすごさが何も伝わらず、全体的に陳腐な青春群像劇になり下がっている。
私の嫌いなあのノリ・・・
「そうじゃ!そうじゃみんなで日本を変えるんじゃー!」「おー!!」
そんな場面ばっかり。
勝海舟も薄っぺらい。というか全体的にそうなのかな。
唯一その中に良さを出しているのが、香川照之の岩崎弥太郎。出てくるとほっとする。
年末にやっていた「坂の上の雲」が良かっただけに、非常に残念。
どうして坂の上の雲のようにちゃんと脚本を作らないのだろうか・・・
カメラに質感を持たせたのはいいとしても、それに頼りすぎている気もする。
オープニングもかっこ悪い。竜馬だから西洋感を出したかったのだろうけど、あのロゴが出てくる感じはあまりにも時代遅れじゃないかなあ。
坂本竜馬なんて、最高に面白い人を描いているのだから、力を入れてほしい。

個人的には、徳川家茂はもっとよく描いてほしかった。なんとも頼りない・・・
新撰組の近藤、土方が崇拝していた家茂が、こんな人だったなんて考えたくもない。

0 件のコメント:

コメントを投稿