2010年5月5日水曜日

入院記録⑤

術後の歩行訓練などをしつつ、平和な日々を送っていた約3日間。
いきなりの晴天の霹靂とでもいうのか、嫌いなものが一つ増えた。
それは回診の時の事、いつものように回診の担当の先生が来て、
ひとこと、
「今日ドレーン抜きますね」
ドレーン??なんだドレーンって?
私は抜糸に異常なまでに恐怖を感じていたので、その抜くという言葉に恐怖を感じた。
今、たいてい手術での傷は糸を使わず、ホチキスの針みたいので留めていくので、正確には抜こうと言う。
それにしてもドレーン・・・傷口を未だに見る事ができなかったので、私のお腹に何がおこっているのか把握してはいなかったけど、まさかそんなドレーンなるものがささっていたとは。。。。
寝たまま、先生が傷から少し左にそれた場所を触っている。
その直後、なんとも言えないニュルっていう感覚がはしる。
でもそれはすぐ終わり、はー終わったかって思ったのもつかの間、その直後にまたもや今度は長くニュルっという感覚が。
「腸が引き出されている!」
やっとぴったりの表現が見つかった。
なんかこう、体の中から何か細いものを引っ張りだされる感じ。まさしくやってることもその通りなのだけど。
チューブを外に引っ張りだしているのでした。
しばらくたって傷口を見る事ができるようになったときに、盲腸の傷跡位のドレーンを入れる為に切った傷跡を発見。これかあ。。。。
別に痛いっていうんじゃない。いや、痛いは痛いが、痛さはそれほどでもない。
あの、腸が出る感覚がどうも苦手。
入院って怖い事が多い。

0 件のコメント:

コメントを投稿