2009年7月11日土曜日

自分のアトピーについて。


写真は、全く関係ない、ニュージーランド南島の都市、BLENHEIM の住宅にあった巨木。NZに行って完璧巨木マニアと化す。

私はアトピー性皮膚炎を小学校3年位からもっている。そのおかげでだいぶ悩んだ日もあったし、眠れない辛さを体験して、精神的にギリギリになったこともあった。またそういう日が来るのかもしれないけど、私はアトピーや他のアレルギーを持ってよかったと思う。


自然や環境の事とアトピーを考える事は似ている。結局のところ、環境にいいものは自分にも優しい。そんな観点から改善法を考えるようになった。発症してから20歳くらいまで、どうしておこるのかもわからなかったし、症状を改善させる方法も、せいぜいやさしい基礎化粧品をつけるとかそんな程度しか考えてなかった。でも色々経験して、自分なりになんとなくわかってきた。人それぞれに症状は違うから一概には言えないけど、私の場合においてを書いてみようと思う。


まずは私のアトピーについて。


10歳から18歳まで神奈川県に住んでいたのだが、その頃は関節にしか発症してなかった。どんな服を着ても平気だし、化粧水などもコンビニなどで売っているものを使用してたけど全く問題なかった。18歳で専門学校に入る為、東京に引っ越してもまだ同じような症状。でもあるきっかけで顔全体に出てしまう。それは、友人の家に泊りに行った時に使用した友人の基礎化粧品と、柔軟剤を使用したタオル。これを使用した直後から約20分で顔はみるみるただれはじめた。目はものもらいのようにふくれあがり、顔全体に熱を持ち始めた。顔の腫れは一日でなんとかおさまったものの、それから約15年間、顔に出続けた。今も気を抜くと出るけれど、ほとんど一見したくらいではわからないほどにおさまっている。そして、今度は背中、お腹や胸、首など全体に発症し始めた。首は少し肉がえぐれたようになり、体は常にカサカサして、胸はジュクジュクして下着につき、脱ぐのにてこずった事もある。体のアトピーは歴史が浅い(笑)せいか、表面に出ている感じがする。他はもう少し深くから出ている感覚。


そのうち、外に出ると目の周りが真っ赤になり、まるでパンダのようになる日々が続いた。夜になるとそれはひいて普通の色に戻る。なぜそうなるのかが全くわからないし、そんなアトピーは体験したことがなかった。なんとか体質から変えようと漢方薬を飲んだ事もあったけど全く改善ならず。漢方薬は最初に体にたまった毒素を出すため、症状はいったん悪くなることがある。まさしくその状態になり、両目の中に合計10ものものもらいができるわ、症状はひどくなるわで、そんな状態が1年以上続いた為に漢方薬は私に合わないと判断し止めた。


仕事が忙しくなり、責任のある仕事についたせいもあってひどくなった。痒さで夜も眠れない日々が数週間続き、精神状態もぎりぎりで、一人で泣く事もあった。さすがにこれでは仕事にも影響が出てしまうと思い、大学病院へ。


アトピーの人には理解頂けるとは思うけど、病院にいって塗り薬をもらったところで完治しないことはわかっている。塗らないとまたひどくなる状態に嫌気がさし、根本的に治らないのなら薬も塗りたくないと思って長い間病院には行ってなかった。それがステロイドであろうとなかろうと。


でもそんな事を言ってられなくなり、大学病院へ行き、処方してもらうけれど、ある時を期にそれもまた止めた。


長年働いていた会社を辞めた時、顔の症状がほぼなくなった。顔に症状が出るきっかけは大手化粧品メーカー(しかも優しさをうりにしている)の基礎化粧品と柔軟剤だったけど、最終的には顔にでているアトピーは8割ストレスによるものだったと判明した。体は今も出ているけど、昔ほどはひどくない。


アトピーは体質。ずっと付き合っていかなければいけないもの。でもどうしてそれがおきるのか、どういう場合にひどくなるかを考えていったら、私なりに出た結果は非常に興味深いものだった。


次は、ここまで自分で改善できた理由などを参考までに書いておきたいと思う。

2 件のコメント:

  1. yatty、『tea tree』って知ってる?? 

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  2. 知ってるよ。どうしたいきなり?NZで言うマヌカでしょ?抗菌作用強いんだよね。

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