いよいよ国立公園をめぐる南島8日間ツアーも最終日。TWIZELでの宿泊を終え、NZ最高峰マウントクック国立公園へ。富士山とほぼ同じ標高のマウントクック。雨が多い事でも知られる。そしてこの日も雨。私は以前行った事があるのでいいけど無い人は残念だなあ。しょうがないので車で1時間ほど移動しLAKE PUKAKIへ。ここはTEKAPOと同じ氷河の水が流れてきている湖なので、色がクリーミーブルーでとても綺麗。TEKAPOよりも大きいけれど、家は全く見つからず、もちろんお土産を買う場所も無ければ、勝手に来て見てってってなくらいの場所。そこでティタイムをとり、ガイドのエリックがお茶を入れてくれた。
記念撮影なども撮って、LAKE TEKAPOへ。ここでまた有名な「良き羊飼いの教会」を訪れる。TEKAPOには日本料理屋があり、そこでは特産である鮭のどんぶりなどが食べられる。TEKAPO近くに鮭の養殖場があり、そこでは餌付けができる。エリックはそこで鮭の切り身を買っていたけど、はたしてそれをどうしたのやら。
TEKAPOを出て、クライストチャーチまで約3時間強。途中小さい観光牧場があり、そこに立ち寄ってアルパカを見た。もちろん他にも羊とか馬とかいるんだけど、アルパカにしか目がいかない。かわいすぎる!!!その観光牧場では毛糸のセーターとかシープスキンのブーツなどを購入できます。
そこを出ていよいよクライストチャーチへ戻るのみ!何もない道を延々走る。荒野の一本道のような場所で車が止まった。まさかここで写真タイムじゃないだろうし?はて?と思っていると、どうやらガス欠らしい。え!ここで!!!!エリックは車を降りて一本道をひたすら走った。その間バスで待ってたのだけど、サウジアラビアの男の子達が、
「みんな、!死にたくなかったら一緒に走るんだ!」
と叫ぶ。みんなで行ってもしょうがないじゃーんって思ってたので、そのまま座ってると、
「じゃあみんな!もう永遠に会えないかもしれないけどさようなら!」
と言って走り出した。ああ、青春。しばらくしてエリックが誰かの車にのって戻ってきた。親切な通りがかりの人が手伝ってくれたらしい。その車にサウジの男の子達の姿は無い。
バスのエンジンがかかり、走り出した。すると何もない道の途中でサウジの男の子達が力尽きた感じでトボトボ歩いている。思わず笑ってしまったけど、ああいい子達なんだなあと感心した。
そんなこんなでクライストチャーチに到着し、ホストファミリーが迎えに来てくれてたので一緒に路線バスで帰った。
とてもいいクリスマスホリデーとなった。南島の要所をほとんど回る事ができたし、あの経験があったから次の観光はここがいいとか、こういう体験ができるとか知ることができた。個人旅行では絶対にわからない事もたくさんあったし、多国籍のみんなと仲良くできる事も本当に楽しかった。
この8日間で日本円に換算して約5万円ちょっと。ほとんどの夕飯と、全ての朝食が付いている。安いもんだ。
NZはこういう現地でのツアーが数多くあるので、日本から全てを申し込んでいくのもいいけどこういうのを利用するのも面白い。ぜひお試しあれ!
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