2009年7月12日日曜日

南島ツアー③







3日目はニュージーランド屈指の観光地、ミルフォードサウンドへ。森林の中をずーっとバスで走る。ミルフォードサウンドへ近づくにつれ滝が多くなってきた。そのたんびに停まり、滝を見る。川の水が透き通ってて綺麗だった。そして、途中とまったBLUE POOL TRACKという30分ほどで到着できるトレッキングコースを歩く。なんでここ選んだのかなあと思っていたら、いきなり細い吊り橋が。なかなかの高さにかかっている吊り橋。私は高いところが大好きなので喜んで歩いたけど、大体の人は怖がっていたと思う。そこを渡りきり。15分ほど歩くと、それはそれは綺麗な川の出現!まるで南国の海の色。現地の人はここでフライで魚釣りをしていた。うーん、サマになってるなあ。魚を水上から一発で見つけられそうな位透明。ただ一つの難点はサンドフライという吸血小蝿がたくさんいたこと。サンドフライさえいなければここでテントはって一日中遊んだっていいのになあ。



ミルフォードサウンドとは、入江の海に高くそびえる山々が見事なコントラストとなって絵葉書のような風景が見られるところ。ここには落下距離が世界一長いという滝がある。ミルフォードサウンドに近づくと、山と小さな無数の滝がそのへんに見られ、壮大な景色になってきた。正直言えば、私はミルフォードサウンドよりこの行くまでの道中の景色の方が好きです。



ミルフォードサウンドに到着し、そこそこ大きな船で2時間のクルーズ。入江を一周し、途中岩の上で休んでいるアザラシなどが見られた。海におちている滝の所で停まり、できる限り船を近付かせ、滝のしぶきを存分にあびる事ができるけれど、その日は寒かったので私は遠慮した。他の人たちはここぞとばかりに水着になり、凍えながら楽しんでいた。あー、みんな若いわ。自分の年齢を感じる。



ミルフォードサウンドを出て、その日は近くのフィヨルドランドに宿泊。宿の前に湖があり、夕方そこで一人でのんびり。周りには何もなく、草原と道が一本果てしなくあるだけ。ああ、これこそニュージーランドだなあ。






正直な話、ミルフォードサウンドにはそれほど感動しなかったけれど、そのことを学校の先生に話したら、頭がおかしいと言われた。それは日本でいうなら富士山全然良くないって言ってるのと同じだと。現地の人にNZで一番綺麗なところは?と質問するとかなり高い確率でミルフォードサウンドの答えが出てくる。もちろん見て損したとは言わないけど、行くまでの道中がそれはそれは綺麗だったので、そっちに感動した後に着いてしまったというのが原因かなあ。



ちなみに、ミルフォードサウンドは雨が多い。景色が綺麗に見られる天気ランキングは、1位、晴れ、2位、雨、3位曇りなのだそうだ。私が行ったのは曇り。だからかな。



でもミルフォードサウンドのトレッキングはかなり綺麗らしい。友人が行ったので感想を聞くと、滝の内側を歩く道とか、滝を上から見る道とか、なかなかバリエーションがあるらしい。なのでここの山小屋はいつも混雑していて予約をとるのに苦労するほど。ミルフォードサウンドに行くならクルーズだけじゃなくてトレッキングをするのが本来の楽しみ方なんだろうな。






続く。

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