2011年11月15日火曜日

アトピー本

アトピー歴ものごころついてからの私は、今まで全くアトピーの本を買った事がなかった。
なぜなら、まゆつばものがたくさんあるのと、やっぱりアトピーは原因がそれぞれだから。
だけども、先日アロマテラピーの本でも立ち読みしようと本屋に行った時、
釘づけになった本があった。
「患者に学んだ成人型アトピー治療」
ぱらぱらとめくってみる。
ちょっと専門書のような雰囲気。
ああ・・・素敵・・・
医者の立場から書かれていて、今までの様々な症例を見て、医者として
色んな観点からアトピーの事が書かれている。
筆者の医師は、反ステロイド派。
ステロイドは必要だという人、無害だという人、副作用に注意しろという人、治癒にはいたらないという人、色んな派閥がある。
それぞれに理由があるので、何が正しいとかは私にはわからないけど、
でも私は反ステロイド派なのです。
あんまりひどくて下着にくっついて毎回はがすのが大変って時に少し使ってしまうけど、
基本的には使わないようにしている。
筆者は、なぜステロイドがダメなのか、ステロイドなくしてどのように改善したらいいのか、
そういうものを症例や実績と共に教えてくれます。
この、「実績」ってのがとてもアトピーには必要だと思うのです。
世にはびこるアトピー商法の数々。
恥ずかしいやつらだね。
こんなくだらないやつらに本当にひっかかってほしくない。
アトピーに「絶対」って事はないと思う。
自分なりの経験、様々な症例、医師の個々に対する的確な診断、
そういうものがアトピーを改善に向かわせるのだと思っています。
なので、アトピーに高い金払う必要はないと考えます。
ネットにのさばる、アトピー治ります!情報料2万円!なんて、そんなのに引っかかっちゃダメ。
この本のように、たくさんの実績から編み出した改善法の数々を
ぜひ参考にしてほしいと思います。

面白いよ。「脳」から考えるアトピーとか、「掻いてもいい」という考え方、
「保湿を止める」という考え方、
目から鱗です。
第10章の、「周囲は掻くなと言わない事」
涙が出るかと思ったよ。

早く最後まで読もう。

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