2011年1月15日土曜日

ニュージーランド一人旅行 Paihia to Cape Reinga

おそらく朝8時位かな?それくらいに、泊まっているBBから庭の山を降りて歩く事10分にあるモーテルの前でツアーバスと待ち合わせ。
ここNZでは、定期的に走っているツアーバスがある。
結構値段も安いし、一人で参加してる人も多いし、色んな国の人がいて楽しい。
私も思い切って一人で参加。
PaihiaからCape Reingaへ行き、また戻ってくるというコース。
さっそく乗り込み、しゅっぱーーーつ!
日本人はゼロ!!せっかく海外に来たんだから、それでいーじゃないか!
ほとんどがカナダ人だったかなあ?
走る事40分。小さな森林ウォーキングの場所についた。
ここ、Bay of Island地域には手つかずの原生林がたくさんある。
自然が多いNZでもこれは結構珍しい事で、イギリスはNZを開拓すると共に森も奪ってしまったのです。
森は広大な牧場に変わりました。
マオリは悲しみ、イギリス人の中でも「これではいけない」と立ち上がる人も出たそうです。
私のいた南島の東側、クライストチャーチは雨が少ないので、気候上森林がありません。
例えばこういうのが代表的な風景。↓


雲の流れが地面に写る影でわかるような感じでしょ?木が無いからです。
でもそういうのも、日本のような温暖湿潤気候から来る私たちにとっては面白い風景。

話はそれたけど、とにかく、ここBay of island地域名物(?)の森林を歩く事にした。


NZの森はシダが多い。NZ観光局のマークや、NZ航空のマークも見てみるとわかるとおり、
シダです。
ひんやり涼しい森を散策。マイナスイオンたくさーーん♪なんていう、アホな発言はしたくないけど、ゆっくりしていたい感じでした。

そして、第2のバス降りポイント。
99マイルビーチ!!
砂浜がずーーーっと続くこの風景。ここをバスで走ります。
バスが砂浜を走るよ!って事で有名な場所です。




その99マイルからちょっと横に入ると、このような巨大な砂丘が!!!
小さな蟻のように見えるのは人間です。
頑張って・・・頑張って頂上まで行き、サンドボードというソリみたいなのに乗って滑って降りてきます。
その板はバスに入っているので、ただで貸してくれます。
私はちょっとクビをおかしくしていたので、眺めているだけにしました。
するとカナダ人のアーニャが、
「見ているだけなの?もしそれなら私が滑ってくるのをカメラでとってくれないかしら?」
と人懐こい目で聞いてくるので、もちろんOKと返事。
頑張っていい写真を撮る事に専念したよ!!!
まるで点のように見える人間だけど、服の色で選別して、なんとかおさえる事に成功(おそらく)
正直日差しが強すぎてカメラの液晶が見られなかったけど、おそらく成功。
そしていよいよ念願のCape Reingaへ。
前にもブログに書いたけど、マオリ族の聖地です。
亡くなったマオリの魂はNZ全土を駆け巡り、このCape Reingaを抜けて民族の故郷である
Hawaikiへ帰る。
Hawaikiがどこだかはわかっていません。Hawaiとは無関係です。
ここCape ReingaはNZの最北端なので、北から来たのでしょうね。
ここ新天地、NZに来て長い年月を過ぎてもなお、故郷Hawaikiへ帰る事を夢見ているのでしょう。

私はこの色が好きだぁぁぁぁぁ!↓

岬のはじっこ。

ものすごく風が強くて、ビュンビュンいうなか、私がカツラなら間違いなく飛んでいったであろうこの場所を30分ほど適当に散歩などして、またバスに乗り帰ってきました。
アーニャは、写真をとってくれたお礼にと、
「今度は私あなたの写真を撮るわ!」
一人で来た私に気をきかせて、ここレインガ岬でとってくれました。
ありがとう!アーニャ!楽しかったよ!

途中喫茶店に寄り休憩。一人で来ていたスイス人と一緒にサンドイッチを食べました。
しばらく走って、Paihiaに着くまでになんと虹を6回も見ました。
Reingaに行った後だったから、神々しい、まさに神がかりな風景だったなあ。



そんなこんなでPaihiaに戻り、みんなと別れました。
さあ、次の日はオークランドに帰る。
それもちょっとだけツアーが入っているバスを予約したので、
念願の、これの為にNZに来たと言っても過言ではない(というかそういう場所が数か所あるけれど)
カウリの森へゆきます。
世界最大の木が迎えてくれます。
こーーれはすごかった。
それはまた後日。

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