2011年1月20日木曜日

膀胱鏡検査

怖い担当の先生に、わたくしのライフワークと言われた膀胱鏡検査。
ここ半年それから逃れているが、このブログに膀胱鏡で検索して来られる人が多いので、
ちょっと説明をしてみようと思います。

産婦人科の検査の椅子みたいなものに座り、尿道からカメラを入れます。
鉛筆よりも少し細いか同じか位の太さのカメラを尿道より入れます。
昔はカメラが多少今より太かったり、柔軟性がなかった為にかなりの激痛を伴ったようですが、
現在はカメラは曲がる事ができるので、そこまでの激痛はありません。
男性は布などに麻酔を湿らせて、患部にひたします。痛みは人それぞれで、それでも痛いという人もいるけれど、麻酔がちゃんときいてそこまでではないという人もいます。
女性は、尿道が1センチと短い為、麻酔をしても意味はありませんからしません。
痛みは無いと言えばうそになりますが、あっても入る時の1秒位でしょうか。
私は多分ひどく痛みを感じる方でしたが、なんていうのかなあ、鋭い痛みがあります。
ここで一つポイント。
怖いよーと思うとからだはこわばり、かたくなってしまうので、なるべく力を抜くとそれほど痛くないです。
私は何度もしましたが、いつもからだをこわばらせ、最大限の痛さで行っていましたが、
一度だけ、
「よし・・・力を抜くのだ!」
と決心し、出来る限り抜いてみると、
「あれ?こんなもん?」
という位に痛みはありませんでした。

入ってからは痛みはありませんが、色々カメラの角度を変えたりすると、その都度「うっ」という感覚があります。
色んな検査がそうですが、往々にして痛みは若い人の方が感じやすいです。
ご年配の人ほど、けろっとしています。

抜く時は全く痛みはありません。いつ抜いたのかもわからない位。
検査の時にカメラを通して水を入れるので、終わった後にトイレに行きたくなるかもしれません。
ちょいっとツンとする刺激はありますが、トイレはそれほど痛くありません。

膀胱内にある腫瘍の細胞診の時は、カメラについたハサミで少しだけチョキンと切りますが、
切る痛みは全くありません。

時間は全て合わせて15分位。女性ならば痛みを感じるのは約1秒。男性はもう少し長いけど、それでも検査時間は変わらず15分位。

それほど怖がらずに行ってほしいと思います。

私は今回の病気でたくさんの検査をしました。
血液検査(成分検査、腫瘍マーカー)
尿検査(成分検査、細胞診)
腎臓のエコー
子宮、卵巣のエコー
造影剤投与の腎臓レントゲン
造影剤投与のCT、MRI
肺レントゲン
心電図
心エコー
止血検査
膀胱鏡検査

よくみんなが間違えるのは、MRIを受けてれば大丈夫という事。
私がそうでしたが、MRIに映らない物もあるので、是非内視鏡は受けた方がいい。

何か不安な事などは是非ご質問くださいませ。
私の体験でよければ、ご参考にしてほしいと思います。
私が内視鏡やる前、
にょ・・・尿道からカメラ!!!?
と恐れおののいたので、その不安は消してあげたい。
私だけかな?ここまで怖がっていたのは(笑)

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