2010年2月25日木曜日

国によっての大きな違い

さきほどとあるサイトでフィリピンの男の子と会話していたところ、
好きなスポーツの話になったので、フィリピンでは何が人気あるのか聞いてみた。
バスケが人気あるけど、どうやらボクシングの世界王者がフィリピンにはいるらしく、
その事をみんな誇りに思っているという返事が返ってきた。
私は、強い選手がいると子供たちがその人みたいになりたいと憧れるから
それはすごくいいことだねと言うと、その男の子は、
「皮肉ながらボクサーになるという事は、貧しい人たちの唯一のお金を
稼ぐ術だから」
と言った。
今、フィリピンでは経済の悪化と災害でとても貧窮している人が多い。
そのような状態のなか、堕落してしまうことも多いらしく、一向に情勢が
上向きにならないとの事だった。
それでも、ボクサーが子供に夢を与えている事には変わりはないので、
それは素晴らしい事なのだけど、お互いの状況がここまで違うのかという
事に衝撃をうけた。
日本は不景気だ不景気だといい、それに便乗してか、自分は不景気だから
仕事がないとぶつぶつ不平不満を言っている人がいるけれど、このレベルの事で
不満を言えるなんて、それは平和である証拠なのではないかと思った。
日本だったら選ばなければ仕事はある。ビジネスチャンスだってどちらかと言えば
掴みやすいだろう。
今、家の中で生活できる、そのことがすでに幸せなのだという事をちゃんと
感じながら生活していこうと思った。
貧窮にあえぐ国の人たちに自分ができる事をしていこう。
まずは募金から。

0 件のコメント:

コメントを投稿