2010年1月26日火曜日

ぶらり歴史ツアー




暇なときは近所の小さな歴史を回るに限る。
私は生まれたのは茨城だが、小学校4年で神奈川へ引っ越し、その後18で東京で暮らした。
十数年東京にいた後仕事を退職し、ニュージーランドへ半年行き、茨城に帰ってきた。
なので、出身とはいえ全然茨城の事がわからない。
こっちにそういうわけで友達がいないのもあり、暇なときは近所の小さい観光ツアーをすることにした。
まずは「虎塚古墳」
せいぜい小さい墓がある程度だろうなんて思ってたら、なんと!前方後円墳じゃないか!ひたちなか市の豪族のお墓らしく、石室の中は壁画が描いてあるらしい。年に2回ほどしか開かれないので、残念ながら見れらなかった。
そこから、看板があり、「十五郎穴」と書いてある。
数百メートル山道を歩くと田んぼに出て、その岩肌に無数の小さい穴が掘られていた。
もちろんこの十五郎穴にもたかをくくってた私だけれども、ちょっとこれは圧倒されたなあ。
ロードオブザリングのホビット村の民家のようなというか、小さいカッパドキアというか、そういう印象。
中に入りたくて入りたくてしょうがなかったけど、一応柵あったし、お墓なわけだし止めた。
近くに埋蔵品を展示してあるたてものがあるので(無料)そこに入ると、石室の復元とか、ほかの土地で見つかった埋蔵品や土器などが展示してあった。肝心の虎塚古墳の中にあったと思われる品はほとんどなかったのが残念。
十五郎穴の中にあった剣は展示されており、私はてっきり石器時代のお墓かと思ってたけど奈良時代だという事が判明。展示品見てるのが私一人だったので、ゆっくり好き勝手に見学することができた。
いくつかの頭蓋骨が展示されている場所があり、そこでは昔の人の虫歯事情が事細かに説明されてあった。
「さあ!虫歯を見つけてみよう!」と書いてあったので頑張って探したが、結構難しい。
そして、その展示室の裏にある倉庫におかれたダンボール、そこに表記されていた文字
「人骨1体在中」
これが私の興味をそそった。
その業種の人たちは日常の事だから全くおかしくもなんともないけど、ほかの業種の人から見たらおかしいものって結構ある。この人骨1体在中も同じ。
人骨と一緒に仕事したことないからさあ。この主には悪いが笑ってしまった。
次はどこ行くかなあ。



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