2009年8月18日火曜日

ドイツの爆弾爺さんin New Zealand

前にも書いた同じホームステイのアディ。
私は学校からテニスラケットを借りてハグレーパークでテニスを時々していたのだけど、そのテニスラケットを見て、自分も参加すると言いだした。昔テニスをやっていたようで、私はもちろんOkだったのだけどママがそれを許してくれない。
「72歳なのにテニスしてけがしたらどうするのよ!私は責任とれないわよ!自分が年寄りなのを自覚しなさいよ!」
とこれまたやんややんやうるさい。本人だって自分の体がどこまで動くのかはわかっているでしょうが。結局まーうるさく反対されたもんだからできなかった。でも感覚が若くていいなと私は思ったけどね。
家にいるとアディが映画を見ようと行ってきた。DVD持ってるから自分のPCでそれを見よう!アメリカのだから英語の勉強にもなるよ!と。そうかそれもそうだなと思ったけど、それに対してもママは反対してくる。映画なんていつでも見られるじゃないの!なんで見る必要あるのよ!でもここはアディが勝った。しぶしぶママも見るはめになり、アディの部屋で映画が上映された。その映画は「ショーシャンクの空に」下に訳が付いてたけどドイツ語だったし、もともと話が英語をあまり理解していない私には難しすぎた。全くわからない。これ解読できたら面白いんだろうなあと思いながら眺めてただけだ。
1時間過ぎたのち、ママが私をこづいてきたので、見るとニンマリしている。まるで魔女のような笑み。
「そっちみてごらん」
というから見てみたら、アディ・・・寝てるし・・・・
終わったあと、いやーよかったねと言ってるアディ。そうだね、面白かったね。結局内容理解できてたのはママだけだったね。
ドイツのお爺さんてみんなこんなに若くておちゃめなのだろうか。72歳でショーシャンクを見ようと言う事もやはり若いよなあ。
学校から帰ってきてもいつもすぐにシャワーに入り、着替えてから夕飯を食べる。ワインが好きでワインを片手に楽しそうにしている。NZはワインが非常においしく、スーパーで1000円のを買ってきてもおいしい。おかげで私も舌が肥えてしまった。アディがいつもおいしいワインを買ってきてくれるので私も毎晩飲んでいた。そしてお互いの国の事とか、よく話し合った。ママは毎回、なんでここで他国の話をするのよ!NZが世界一いいのよ!と反論するが。
結局アディは1か月滞在し、ドイツへ25時間かけて帰っていった。どうして英語を習うのにイギリスに行かないの?と聞いたら、NZの方が安いのだそうだ。ドイツからNZへの渡航費を考えたとしてもそれでも安いらしい。去り際にお手製の名刺をくれた。私も「友情」と感じで書かれた友人からもらった絵葉書にメッセージを添えて渡した。(ありがとうミッチイ。あれアディに渡した)
年齢が違っても国が違っても友達。アディありがとう!今度はドイツへ遊びに行くよ!

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