2009年8月1日土曜日

イルカの群れに遭遇











クライストチャーチから車で3時間のところにカイコウラというクジラが見られる事で有名な町がある。小さな、ほんと商店街がひと区画あるだけの町。そこにホエールウオッチングをしに行った。ここでクジラを見られる確率は90%以上だと言われる。クジラはさすがに見たことがないので、楽しみ!




港の上にある小屋でまず受付。140ドル位なので、大体7000円強。酔い止めが売ってたので、一応買って飲んでみた。天然成分のみのものらしいので、そっちへの興味もあって。




そこからバスで少しだけ移動して、早速ボートへ!思ったより小さなボートだった。船内でクジラの説明のVTRが流れる。もちろんクジラといったら日本の捕鯨ですよ。その内容が流れた。どーもすんませんと思いながらそれを見ていたが、マオリ族だって捕鯨してたじゃーん!と開き直る。開き直るっつーか、伝統の違いだしなあ。




脱線するけどどうして日本の捕鯨はあそこまで反対されるのでしょうか。数の少ない種類のを捕えているとかそういう理由なのかなあ。前にそれに対するデモのニュースで見たのは、クジラを捕まえるのはかわいそうだから、というものだった。それを言ったらなにかい、豚はかわいそうじゃないんかい、牛は?鳥は?魚は?植物は?と言いたくなるけど、きっとほかに理由があるのだろうな。意見の相違だと思うので、どちらが正しいとかはよくわからないけれど。




まあとりあえずVTRも終わり、ボートの動きが停まった。お!これはもしや!外に出ろの号令がかかり、外に出てみると、まるで潜水艦のようなクジラがイターーー!潮吹くところもちゃんと見られました!もちろん尻尾あげて潜っていくのもね。いやーこりゃすげーや!クジラが潜水して見えなくなったところで船酔いしているのに気づく。あー・・・あの薬効かないじゃん。




結局クジラは3頭見られ、港へ帰る事に。そうしたらまたボートが停まった。




「DOLPHINES!」と声が上がったので、外に出てみると、まーーいるわいるわ、とてつもない数のイルカ達が。水面にかかる鱗のようにすらみえる。ボートの人が言うには、ざっとその数200は下らないだろうとのこと。そして、ここにいるイルカの種類はダスキードルフィンというもので、アクロバットなイルカとして知られる。前にAKAROAで見たのは世界一小さなかわいいものだったけど、こっちのはそこそこ大きい。そして跳ねる跳ねる!船の下にもぐりこんで泳いでみたり、波に乗ってみたり、すごい。ほんと、楽しんでるのがわかる。




結局終わってみたら、最後のイルカの遭遇により、クジラの印象は全てぶっとんだ。終わった後も、あーイルカ見られて良かったねーという感じだったし。




そして、カイコウラはクレイフィッシュ、伊勢海老でも有名です。なので、ちゃんと伊勢海老食べてきました!重さによるけど、日本で食べるのと大体同じくらいの値段かな?私は日本人だからそこまで高いとも思わず食べたけど、NZの物価は日本よりだいぶ安いから、現地の人は高いわーと思うんだろうなあ。うん、でもおいしかった。




NZでのドライブは楽しい。市街を抜けるとすぐ牧場やら海やらが見えてくる。何もない幸せ。同じ島国でも景色はこんなに違うもんだ。




あ、もちろん日本の田舎の風景も大好きです。成田へ到着した後、家まで帰る間の田園風景、涙が出そうだったよ。

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