2009年11月10日火曜日

病気という体験から

自分が今回病気になって、改めて感じる事が多い。
それは誰かの優しさだったり、自然の素晴らしさだったり、食事の大切さだったり。
自然から遠ざかるとその分病に近くなると言う。まだ私の食事は自然に近い方だと思うので、もしそれが本当だとしたら、今回の癌の疑いも怖くない。
野菜は母親が天塩にかけて畑で育てられた野菜だったり、父親がどこかの山で採ってきた山菜や釣ってきた魚だったり。大地のエネルギーが入った野菜を食べるからこそ健康は維持できるのではないかと思う。今回、癌にせよ膀胱内の子宮内膜症にせよ、なってしまったのには私の生活が良くなかったのだろう。私はアレルギー体質なので悪いものを肌に付けたり食べたりすると顕著に体に現れる。それが皮膚ならわかりやすいし、今回はひょっとしたらそのようなものが内臓に出てしまった結果ではないかと思える。
子宮内膜症に関して言えば、痛くなり始めた数年前まで私は市販の生理用品を使用していた。痛くなり、婦人科へ行った時に、原因がわからないけれどもそういうもので陰部から内臓にかけて荒れてしまったのではないかという事を指摘された。それをきっかけに生理用品は布製のものに変えた。
確かに子宮内膜症は生理用品からおこるという話もあるらしい。データがあるわけではないかもしれないけど、布製にして生理痛が減ったという人が格段に多い。幸い私は内膜症の主な症状である月経困難症には全く陥っていなく、正直自分が本当に内膜症なのかどうかも信用できないほど生理痛はない。
ただこれをひどくさせない為に、私は布製のものの使用を徹底して続けていこうと思っている。かぶれもおこらないし、臭いもほとんどしない。洗う手間がある、という欠点以外は何も不都合はない。
話は多少それたけれど、病気になって気づくことが多い事に驚く。
病気で苦しんでいる人の気持ちに敏感になる。どうにかしてあげたいと思う。医学を学んでいないので何もできることはないのだけど、早く良くなるよう必死に願う。ガンバレと心の中で応援する。
病気になると、季節の変化や自然の大切さなどが心にしみる。なぜかはわからないけど、そういうのを感じられる場所にいるとほっとする。少しだけ病気が和らぐような気がする。
昔とある芸能事務所の社長と話す機会があり、その人が言っていた。
「人間土や木に触れないでいると気がおかしくなるらしいよ」と。
土に触れると精神的に落ち着くのだそうだ。土や砂には解毒作用があると言われているが、それは体の毒素だけではなく、精神的なものにも効くのだろう。
自然には頭が下がる。

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