2011年4月8日金曜日

保障

最近、国に保障してもらいたいという言葉をとても耳にする。
そのたびにストレスを感じてしまう。
ああ。。。税金を頑張って払わなければ。。。
と、変にプレッシャーを感じてしまう。
私の微々たる税金じゃ、人ひとり救えないけどさ。
私は茨城なので、漁業や農業の人の今の苦しみは、ちょっとはわかる。
漁に出られないニュースを聞く度に、
出荷できないニュースを聞く度に、
はたまた出荷できても価格が下がったり、
漁ができても水揚げさせてもらえなかったり、
グサっと胸に釘を打たれるようだ。
当事者ではない私がこうなのだから、当人は想像できないくらい苦しいだろう。
その人達をなんとかしなければ!私が税金を頑張っていつもより多く納められるようにしなければ!
東電を自分を棚上げにして責められないよ。だって電気使ってるんだもん。
あんな規模の地震なんて誰も想像できないよ。
対応の甘さなんて言ったって、その場にいない私にはわからないよ。
現場でないとわからないたくさんの事情もあるだろうしさ。
もちろん海に流す時は、どうしようもない事情があるとはいえ、
一言漁業の人には言ってあげたほうがよかったよなあとは思うけどね。
東電の人もとても苦しんでいるのはわかるから、その人をこれ以上当事者でない人達が
あーだこーだ言うのはちょっと聞いてる方もストレス。
ツイッターを見てると、なんでもかんでも政府のせいにする人が多すぎる事に
問題を感じる。
もちろんこれも当事者ではなく、そういう情報を誰かから聞いた人が怒ってつぶやくという。
そしてそれをリツイートして国に知らせなければ!という、非常に効率の悪いやり方をしているという。
色々管轄ってもんがあるんだから、全てに関して総理が把握できるかっていったらそうではないし、
自治体でやるものもあるし、県が対応すれば早いものもあるし、
なんかこう、みんなが一斉に国の批判する事に燃えているというか、そういうのが
すごいストレス。
これじゃあ何も決まらない国会と一緒だよ。
批判するなら提案を。提案するならそれが届くところへ言いましょう。
愚痴ばっか言ってたってしょうがない。
私らみたいな、大して被害の無い(というか、無くなってきた)人たちは、批判ではなく
自分ができる事を探そうよ!
と思うのでした。
色んな所に保障金が届くように、稼いで税金払うぞ!

2 件のコメント:

  1. yattyさん、お久しぶりです。
    そちらの地域では、少しずついろいろなものが復旧なさってきたのでしょうか?
    東京へのバスなども運行しているようで、ホッとしながらブログを拝見しておりました。

    yattyさんのお考え、すごく共感します。
    誰かを責めるよりも先に対策を考えようよ、と思ってしまいますよね。
    未曾有の災害ですから、想定外の状況がたくさん出てきてしまうことは仕方がないと思うんです。
    全てにおいて「誰か」に責任を問うことに、今現在、何の意味があるんだろう、と疑問に感じます。

    こんな状況だからこそ、批判や愚痴など、ネガティブな言葉には慎重になりたいですね。

    原発建設を推進したのは誰だ、と過去の責任を問いただすのではなく、
    既にその恩恵を受けてしまった私たちが、どうしたら原発に頼らず節電できるかなど、
    今後の方向性について考えるべきなのだと思います。

    明日の選挙に関しても、
    こんな大変な状況であっても「なんとかしよう」と思って立候補してくださる方の多いことに、
    誰であれ純粋に、すごく頼もしく思うんですよ。
    立候補してくださって、ありがとうって。

    私にできることなんてとてもちっぽけかもしれませんが、
    確定申告で戻ってきたほんの僅かな金額を寄付したり(ほんとにちょっとだけど・・・苦笑)、
    積極的に茨城や千葉や埼玉の野菜を買ったり、節電したり、
    本当にコツコツだけれど、意識の面から変わっていきたいと思っています!

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  2. コメントありがとうございます!
    批判的な言葉が多すぎると、結構めげてくるんですよね。
    自分の意見を訴える事って大切な事だと思うけど、批判だけじゃなくてその中に提案もあってほしいなあと思って。
    ツイッターやってるんですけど、暴力的な批判する意見をリツイートして知らせてくる人が多くて(笑)見たくないよそんなもんって思ってます。
    被災者の人たちが前向きになってるのって、すごい事だとは思うんですけど、みんな強いからとかそういう事ではなくて、もう前向くしかなくなってると思うんですよね。本当に辛い時って、後ろを向くと本当に辛いから、せめて言葉だけでも前向きにしたいって必死になると思うんですよ。
    私もそういう時ありましたから。
    そういう人の邪魔をしちゃいけないよと思います。
    pocotanさんの募金、絶対に人を助ける一部になりますよ。
    何かをしようって気持ちがとても大切ですよね。
    ニュースで、茨城の野菜のフェアやってるのを見て嬉しくて涙が出そうになります。インタビューされた人も、「少しでも救援に約に立てればね」って言ってくれて、私は農家ではないですけど、同じ茨城県民として涙が出るほどの感謝です。ほんと、pocotanさんにも、ありがとうと言いたいです。
    市場に出回ってるのは安全な野菜ですから、どんどん購入してください!!!

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