2012年1月8日日曜日

ストレスと潜在意識

昔の職場で、軽いうつ病になってしまった人がいました。
朝起きる事ができず、会社に来てもどこか顔が違う。
そう、あまり目が開いていないのです。
原因は明確でした。
一緒に仕事していた人がとてつもなく怖い人で、人殺しはしないヒットラーのような感じの人でした。
その人と話す事がとても怖かったのと、更に他の人から色々と責められた事でそうなってしまったのです。

今習っているアロマテラピーの先生は、アメリカで心理学を専攻していた人です。
その人と、ストレスについて話をしていた時に、この件を話したら、
「その時Yattyさんはどうだったの?そういう症状になったの?」
というので、
「いや、全然です。私の方がその人とは付き合いも長かったですし、更に言われ方は私に対しての方がひどかったと思いますが、全く気になりませんでした」
これだけだと、そう、ストレスって人それぞれに感じ方が違うからね、で終わるのですが、
さすがちゃんと学校で心理学を専攻してた人は違う。

先生が言うにはこういう事らしい。
確かに感じ方は違うけれど、それをうつ病になるまで感じるか感じないかは、潜在意識の中に眠っているものに共鳴するかしないかなのだと。
そのものは、ひょっとしたら自分にそういう面があるのかもしれないし、経験で何かあるのかもしれないし、そういった事に関与した事が眠っているのだという事。
更に、そこできちんと対面して考えず、逃げてしまっても、同じような人をその潜在意識は引き寄せてしまうらしい。そういう人と巡り合ったという事は、必然な事だというのです。
幸い私にはまったく共鳴するものが無く、何を言われても平気という結果だったのでした。

うつ病というのは、体がその事に気づけと言っている場合もあるし、うつ病に出なくても体の不調に出るというのは、やはり気づけというメッセージなのだそうです。気付かないまま、どんどん逃げ続け、でも同じような経験を次々にしてしまい、慢性的なストレス状態に陥り、病気になる。
最悪の場合はストレスで死に至る、という事になってしまう。

何もそういった社会的ストレスから常に真っ向から勝負しろ!と言っているのではなく、
自分なりのストレスの解消の仕方を持っとくのは必要で、そういうものを駆使しながら、最終的に克服していけばいいのだと。
まあ、人間関係で何が解決なのか、結末なのかは白黒つけがたいけれど、例えば自分をいじめてくる人がいたとして、そうしたら自分の中に共鳴するものがないかどうかをじっくり考え、自分なりの行動を1つしてみる。
それでも相手がどーしようもないのなら、もうそこは逃げてもいいんじゃないかというのが私の結論。1つしてみる事がまず大事なのかなと思うのです。全くそこを努力せずに逃げてると。。。って事なのかな?と。

難しいけどね。

今まで私を
「神経が図太い」
と言ってきたやつら!!これでわかっただろ!
図太いんじゃない!共鳴してなかっただけなのだ!!!

おそらく!!

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