2009年6月20日土曜日

イルカと泳ぐの巻















本当にニュージーランドは自然の宝庫である。

特に日本だとなかなかお目にかかれない動物をいとも簡単に見る事ができる。野生のイルカを見られる、しかも一緒に泳げるということで、クライストチャーチから車で約1時間半のところにあるAKAROAという小さい観光地へ行く。クライストチャーチからAKAROAは、田舎道、しかも山道をずーっといくので途中酔うわおなかは下るわで半ば意識朦朧として到着。日本にいるときに描いた想像の中のイルカのいる場所とは程遠い景観。小さな街が海沿いにあるかわいい印象。でも、ここは珍しくフランス移民の町なので、道路の名前はRUE DE○○○と始まるフランス名前。フランス行ってた時が懐かしい。なのでここの名物はフランス料理です。
とりあえず到着してすぐにボートの受付へ。そしてウエットスーツに着替える。そんで出発!12月といえばニュージーランドは夏。でも東洋人には寒い!NZに来て思ったけど白人と東洋人って絶対に体感温度が違う。
この日も寒がってるのは東洋人である我らだけ。一緒にいたKIWI(NZ人)に笑われる程。イルカポイントに到着し、次々に海へ。最初に入った友達は寒さに叫んでいる。それを見て恐ろしくなる。そんでも中に入らないわけにはいかないので必死に海へ。まだ全然イルカは見えないなあなんて思ってたら、持っているビート板を擦れ!という指示が船のキャプテンから出た。疑問に思いながらもこすってると、なんと待ちに待ったイルカがキターー!!こすった音がイルカの鳴き声に似ているらしくこれによってくるという事だった。ダイバーの私はイルカが水中で泳いでいる姿を見たい!と思って必死にシュノーケルで海の中を見る。水上よりもそっちのけで水中を見ているとキャプテンから「上を見ろ!」と怒られる。AKAROAは水質が濁ってるので水中はなんにも見えない。イルカはどうやってこの濁った中を泳いでるのだろう?不思議だなあ。一頭去ってはまた一頭と寄ってくるので楽しかった。真横を通るイルカもいて、気づくと真後ろにいたり、寒さなんて忘れてイルカ探しに没頭した。

AKAROAのイルカは世界一小さいヘクタードルフィンという種類。大きさは1メートルほどでしょうか。とんだりはねたりってのはないけれど、ちょこちょこ小さい体で私たちの周りを泳ぐからカワイイ。3か所のイルカポイントを訪れ、船着き場に帰る。天然イルカを初めて見たもんだからなんか得した気分。日本だったら小笠原とかいかないと難しいもんなあ。住む場所から1時間半という近さで見られるなんてほんとすごい!
船から降りて、昼食にピザ(あえてイタ飯)を食べて、その後ブラブラする。時間は2時。観光案内所で何ができるか聞いてみると、夜7時からのペンギンを見るカヤックツアーしかないとのこと。日帰りの予定でAKAROAに来ていたので、それは断念して散歩に専念した。是非ペンギンのリベンジしたかったけど、まあしょうがない。
NZの観光地って日本のと全然違う。お土産を売るのに必死になってないし、お土産やも非常に少ない。どの観光地も本当に小さい。今まで訪れた中で大きな観光地は私が知る限りROTORUAの一か所だけだろうか。
最初のこのAKAROA体験から約2ヶ月後に仕事でAKAROAへ行ったのだけど、その時はもっと裏AKAROAを知る事ができた。誰もいない海とか、ホリデーホーム(貸別荘)とか。この貸別荘最高だった。その詳細はまた書こうと思うけど、イングリッシュガーデンが広がる森の一軒家で、訪れた人全てがここに来るためにまたNZに来る!と宣言していたくらい。オーナーもフレンドリーだし、言うことなし!ちなみにAKAROAはフィッシュ&チップスが有名です。なんかNZのフィッシュ&チップスランキングに入ったとかで。まー違いはわからん。

2 件のコメント:

  1. 予約に遅刻寸前だったから行き道かなりぶっとばしたので恐怖体験だったかもしれないがそれも今となってはいい思い出なんだろうな。
    まぁ後にKaikouraでイルカの群れに遭遇してしまったこっちとしては結構感動が薄れちゃったけど、初めてイルカに触れた時は嬉しかったね。
    今でも鮮明に覚えてるけど、もう半年以上前なんだよなぁ。

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  2. 恐怖ではなかったよ。具合は悪かったけど(笑)
    イルカに出会うのは夢だったからねー。ありがとうございました。KAIKOURAの事もそのうち書くつもり。あれは衝撃だったからね。でもAKAROAのイルカは小さくてかわいいから好きよ。

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