2012年2月12日日曜日

ナノ材料

やはりな。
やはりこういう事がおきるんですよ。

厚生労働省がナノ材料に関して基準を作成するかを調べに入ったそうです。
なぜなら、動物実験で、このナノ材料による発がん性、胎児への影響などが相次いで報告されたそうです。

ナノ材料っていうのは色んなものに入っていて、例えば日焼け止めに入っている二酸化チタンには、
吸入すると肺腫瘍の恐れがあり、抗菌スプレーに入っている銀には、
神経が変質したり脳浮腫の恐れ、
化粧品に入っているシリカでは肺が炎症をおこす。

↓厚生労働省の報告

http://www.mhlw.go.jp/houdou/2009/03/h0331-17.html

吸入したから肺に来る、では化粧品のように塗った場合他の部位にも影響はあるんじゃないのかと思えます。

癌は10年かけて表面に現れてきます。
今食べている、生活用品に入っている物が本当に安全かなんて、
10年立たなければわからない事があるのです。

記憶に新しいとこだと、油の「エコナ」なんて、特保まで取得していたにも関わらず、発がん性の恐れがあり発売を停止しています。
健康にいいと思って利用していた人には、とんでもない事実です。

更に、去年の夏には制汗剤に使用されている成分に発がん性が認められました。
女性の脇は、無駄毛処理をしているため、そういった成分が皮膚の中に入りやすく、脇から乳癌やリンパへの癌の進行が行きやすいのだそうです。

健康志向が高まるあまりに、食べ物でそれをなんとかしようと思って加工されたものを手に取る人が多いと思います。
でも本当に健康を目指すなら、そういったものではなく、ちゃんと搾油した自然の油だったりします。
なぜなら、普通の植物油は、それだけでコレステロールを下げる効果があるからです。
(注:酸化しやすいので、一緒にビタミンCやEを採ると体にはいいです)
いつ何どき発がん性が認められるかわからないものを買うよりも、そっちのがよほど健康だと。

そういった事実にショックを受ける前に、食べ物や生活用品は、極力自然に近い状態のものに近付けて行く必要があると思います。


余談だけど、どうしてこういう事実を報道はさらっとやるだけなのだろうか?
繰り返しの原発情報や政治家批判にあんだけ時間を割くのなら、こういった内容を放送する時間位もっとあると思うのだけど。

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