成田からデルタ航空にのり、約4時間。北京空港についたのは夜11時過ぎ。
空港で荷物が出てくるのを約1時間待ちながら、迎えにきてくれた友達の車に乗って北京市内へ。
荷物が出てくるまでに1時間ってちょっとすごいでしょ?
中国人の友達が、自分ちの近くのホテルを予約してくれました。
その名も「遠東飯店」(飯店とはホテルの事です)
一泊日本円で2000円位。北京の物価は安いので、現地の感覚で言えば
べらぼうに安いという事ではありません。
ま、私のようにそうそうの事では驚かない人間ならば、この程度のホテルでいいと思いますが、
普通の旅行をいつもしている人は、日系のホテルをオススメします。
とりあえず一晩。
次の朝起きてみると、あら、こんな旧市街だったのね。
人々の生活が根付いている場所を訪れるのは、大好きです。
こういうところに泊まれるのは、個人手配ならではのこと。
たとえ路上に薄汚い犬がうろうろしていても!
犬がホテル敷地内でふんをする所を何度も見ようとも!
それはそれでまた街の味ってなもんです。(なのか?)
とりあえず朝食を求め、ブラブラ。
で見つけた小龍宝。
この日食べたのは、中に白菜と肉が入ったもの。
値段は8角(元の一個下)。約9円。(!!)
味は、そこそこおいしい。
もうちょい散策してみると、こんなレンタサイクル。
はい。自転車、ボロボロです(笑)
でもまあ、ブレーキきけばいいんじゃないの?私は借りなかったけど。
北京は平だし、地下鉄はあるけどそれほど細かいところを網羅していません。
バスもあるけど、土地勘ないまま乗るのも大変なので、レンタサイクルはオススメです。
この記念すべき1日目は、私たっての希望で、長年行きたかった故宮博物館へ。
昔の紫禁城です。
西太后や、ラストエンペラーが住んでいた巨大なお城。
そこが博物館となっているならば!行かなければ!
中国人の友達が、これまた知り合いの元ガイドの人に案内をお願いしてくれたので、
車で行ってきました。
ホテルからは約20分。直線距離は近いけど、一通かなんかあるのかな。
60元(約720円)払って中へ。
ジャーーーン!ラストエンペラー!!!
映画で見た事あるぞ?この風景。
観光客多すぎて何がなんやらではあったけど、でかい!
敷地内におびただしい数の建物があって、一つ一つを回るともう大変。
ただ、中にあるベッドとかソファとかの展示物を間近で見る事はできません。
入口がガラス張り(指紋でかなり曇っている)なので、そこにへばりついて見るしかありません。
博物館と言っても、日本で言う遺跡という感覚。
展示品を細かく見て行く、という所ではないです。
やはり中国は龍ですな。レリーフが綺麗です。
中に入れる所もあったので、入ってみる。
天井が綺麗です。
中国の装飾美は絵画のように色とりどり。
日本は彫刻で飾られている。
こういう違いがあるように思います。
そしてこれ。念願の・・・
「珍妃の井戸」
浅田次郎の小説、「珍妃の井戸」の悲しい結末の場所です。
光緒帝の寵愛した妃、珍妃が西太后に快く思われていないせいもあり、
内乱の際に放り込まれて殺害された場所です。
遺体は1年後に引き上げられたそうです。
珍妃の姉も同じ帝の妃でしたが、妹をあまりに不憫に思い、
ここに慰霊の為の小さな建物をたてて祀りました。
調べると珍妃の顔は出てくると思いますが、丸顔の、愛らしい感じの人です。
今いたら美人かどうかはさておき。
約2時間半、見学したあと、次なる場所は
そう。天安門!!
先ほどの故宮博物館の隣にあるけど、お互い敷地が広いのなんの。
車で移動です。
真ん中にあるのは、毛沢東の写真。
歴史的に大切な場所ではあるけど、観光という点ではまあ、うん。
それほど時間を置かなくてもいいかと。
この建物の中には入れるのか入れないのかわからないけど、
普通天安門広場と言って訪れるのは、この広場。
ジューススタンドがある他は何もありません。
なので、ここは40分程度。
天安門を出ると、
わかるかな。これ。路上で凧を売っているんです。
中国ならでは!ですなあ。
おばちゃんうまく揚げてるじゃん。
ここで昼食。
ジャージャー麺(炸?麺)を食べました。
味は、それほどおいしくないです。有名な店だったみたいだけど。
結構こしのある固めのうどんを、甘い味噌で絡めて食べるっていう感じ。
昼食の後は、恭王府という、昔の役人の邸宅へ。
石が特徴的な庭でした。(って言うわりに写真無し)
真ん中に池があって、その周りを石が囲んでいます。
敷地内に、小さな洞窟があって、その中を入ると、昔のある帝が
自筆で書き、それを掘ったという
「福」
という文字を見る事ができます。
中国には、あらゆる場所に「福」を見ます。
家の前、店の中、道路、ほんと、あらゆる場所です。
どうやらこの掘られた文字を触ると(と言っても外側をガラスで覆われてるけど)
縁起がいいらしいので、私もだらーっと触ってきました。
↑こんな感じで池。
敷地内に神社みたいのがあったので、周りにならって
絵馬のようなものを書いてみる事に。
1枚16元。(約200円)
中国はほんと赤が好きですなーーー。
そんなこんなでこの日は観光終了。
夕飯は何食べたっけかなあ?
そうだ、モツだ。
結構強烈なにおいを放つモツ屋に入りました。
トイレに入りたかったけど、店にトイレがなかったので、
近くのトイレを探しに商店街をうろつく。
どうやらこの付近はトイレが家に無い家庭が多いらしく、
あらゆる所にトイレがあります。
なので、北京でトイレを見つけられないってのはまずあり得ない。
しかし!!!
しかし!!!
歩いていると、トイレこっちっていう看板があったので道を曲がってみました。
その奥には
「盲人街」と怪しいネオンで書かれた小道が。。。
まあいいや、しにゃーしないだろと思って、その道に一人で入り(友達は店)
トイレを見つけて入ると。。。
・・・これがうわさに聞く、仕切りのないトイレか・・・・
中には既に4人の女性が座っていました。
隣同士には小さな壁があるから見られる事はないけど、前後は何もなし!
通路を歩くとみんな丸みえ。
おまけに水洗でもない。
穴だけ。
ホテルに帰ってトイレに入る!という選択肢もあったけど、
ここは何事も経験!
トイレットペーパーもいつ何どきなにがあるかわからないから
持参している!
ので、入ってみた。
うん、まあ、気にはなりません。私はねww
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