東京にいた時の仕事の先輩からメールが来て
人生に希望が見いだせない
と書いてあった。
去年お母さまが、亡くなるとは思わなかった手術がきっかけで亡くなり、一人になりどうにも気持ちが復活できないでいる。
いや、復活できると考える方がおかしいのかもしれないけど。
その気持ちがわかるといっても嘘だし、辛いんですねとありきたりの傾聴姿勢で話を聞こうとするのも私には違和感あるし、話を聞く事で相手の気持ちを軽くできるなんて驕りで自惚れだと思うし、じゃあどう返せばいいんだと少し考える。
なので、ただ、
私も希望を感じる時はないです。でも、〇〇さん(一緒に働いて仲良かった人で、7年前に他界してしまった方)が私の退職の時に寄せ書きに書いてくれた言葉
「Life is drag, Just enjoy it」(人生なんてどうせ面倒なもの。なら楽しもう)
これを何かと思い出す事があります。
と、返した。
それがいいのか悪いのかわからないけど、相手の気持ちに寄り添う言葉を言うのが本当は正しいのかもしれないけど、そういうのが全てうそだと思える感覚は、多分、その人も一緒だと思う。
昔、赤塚不二夫のお葬式の時にタモリさんが弔辞で言っていたが、「感謝の気持ちはあるけれども「ありがとう」の言葉を言った時に二人の間に流れる「他人」の空気が耐えられずに言えなかった」、という感覚、私にとって今気持ちに寄り添う言葉を言う事は、まさしくこれになる。
表に出さなくても、ただただ、心から、彼女の心の平安を願っています。
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