2013年8月16日金曜日

紙の大聖堂完成

日本の震災の少し前におこった、ニュージーランド南島を襲った大地震。
死者数百人を数え、私と同じように留学をしていた人達の中にも犠牲者が出た。

まさに被害があったクライストチャーチに前に留学していた為、
ニュースで流れる映像には、知っている場所ばかりだった。

まだ留学当初、人見知りが災い、それほど友達もいない中、
家に帰るバスの時間が来るまで、街のど真ん中にある大聖堂の椅子に座り、
ぼーっと十字架や壁にかかる絵画、ステンドグラスを見ていた。









その大聖堂が、震災により、崩れてしまった。
全て崩れたのではないにせよ、安全上の問題や、修復も大変な為、
一度全て撤去となった。

街の名前にもなっているこの大聖堂が、あとかたもなくなった。

でも、また次までの間、仮の大聖堂が作られ、それが出来上がったとのニュースが昨日入った。

なんと、仮という事もあるせいか、紙でできているという。
しかも設計は日本人。
Check it out♡ ↓
Cathedral

震災という悲しい現実はあるものの、そこから這い上がろうとする気持ちは本当に心をうつ。

NZの震災の後に、日本の痛ましい災害がおこり、その時のNZの総理大臣の言葉は忘れないだろうな。

「私達が苦しんでいる時に、日本は必死に助けてくれた。私達は、日本を助ける用意がある」

NZの地震からまだそれほどたっていないにもかかわらずの、このいち早い言葉に、一体何人の被災者が勇気づけられただろうか。

私は留学先がNZで良かったと、本当に思うのです。

0 件のコメント:

コメントを投稿