大洗で世代交代を続けながら30年続いた暴走族が、震災をきっかけに解散することになった。
解散式を警察署で行ったという。
そのきっかけとなったのが、今まで敵だと思っていた大人たちが、
「飲み水はあるのか?」と気にかけてくれた事だったらしい。
これは暴走している場合ではないと。
少年たちは、今まで自分らが迷惑をかけていた事を謝り、
これからは復旧の為に尽力するとのことだ。
既に復旧作業で体を動かして頑張っている人もいるとのこと。
この記事を見た時に、人を更生させるものって、
叱責する言葉ばかりではなく、こういった小さな声掛けだったりするのかもなあと思った。
若い時って、悪い事に憧れたり、良くも悪くも勢いがあるから、
誰が何を言ったってバカヤローな感じはある。
でもほんの一か所手を差し伸べる事で
180度回転し、逆の方向にまっしぐらに突き進む。
そういう素直さも持っている。
優しくされたら、反抗ばっかもしてられないよね。
ちゃんとその優しさを受け止め、前に進む力にできたこの少年達も
私はすごいと思う。
大洗を救う人の中に、元暴走族もいるなんて、
なかなか素敵じゃないかな。
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