舟唄

♪お酒はぬるめの～燗がいい～
肴は炙った～イカでいい～

の、気持ちがわかる年頃になってきました。

若い頃には飲む場所なんてそんなに問題ではなかったし、
お酒の味なんかわからないし、料理も
カラアゲ！とか、コーンバター！！とか、そんな感じのものを
頼む事が多かった。

でも今、この歌の気持ちがわかる・・・くっ・・・・

そんな事を実感したのも、昨日、ＮＺで出会った友達（ほとんど２０代後半）と
飲みにいったからなのですが、お店の選択とか食べ物とかお酒とか、
そういうものが新鮮というか、懐かしいというか、そんな感じで、
それはそれで、楽しく過ごしたのだけど、時折

同じ年代の、価値観が同じ感じの人達と、
おいしいお酒とおいしい肴と、落ち着いたお店で、
店員がアホでも失礼でもないところで飲みたいなあ

と、思ったのです。

多分その友達たちも、色んな経験を経て、色んな味を覚えて、
最終的にたどり着くのは、

お酒はぬるめの～燗がいい～

になるのでしょうか。

人生とは味があるものですねえ。