先日見たニュースで、母親が妊娠している時の空気の微粒子が
子供の脳に入り込んでいるという動物実験結果が出たとやっていた。
その動物は妊娠したけど、せっかく生まれた子供は脳を裂かれたのか、と
思うと、手放しに関心を寄せる事はできないけど、母親と子供は繋がっている
のだなと実感した。
動物でそうだからといって人間でもそうかというと、あながちそうとも言い切れないのだけど、
子供と母親は繋がっていて、環境はとても大切なんだと改めて思い知らされる内容の記事だった。
最近近くの川岸が、コンクリートで固められる工事をしている。
なんのためにそれをするのかはさっぱりわからない。
平らなところをゆっくりと流れている小さな川で、氾濫したとの話も聞いた事がない。
川岸には菜の花が咲き、震災の時に店が全然あかなかった時は、その菜の花をおかずにしようと摘みに来る人がいた。
コンクリートで固めれば、もちろんそこには植物ははえなく、川はどんどんドブ川になってくる。
何がしたいんだろうね。それほど裕福な市でもないだろうに。
カチカチで固めればそれが安全だと思うのは間違いだと思う。
この川の事もそうだし、他の色んな事に対してもそうだけど、
カチカチに固めるから、ものは崩れる。
川に関して言えば、毎日毎日、少しずつ形を変え、長い年月で流れを変え、
進路を変え、そのようにして流れていくのが自然だと思う。
こうといったらこういう太さでこういう形の川!って、川の選択肢を奪い取ってしまう事が
果たしていい事なのだろうか。
よく川を人生に例える人がいるけれど、ほんと、その通りだね。
意味のない工事、やめてほしいなあ。
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