先日、面白い話をテレビで聞いた。
BSでやっている加藤浩二のコージ魂?だったかな。
そのゲストに生物学者の藤田紘一郎氏。
なんとその方は過去に数回お腹にサナダムシを飼っていたという。
わざとねわざとww
その中のキヨミちゃん(サナダムシ)は6メートルほどになり、
不運にも立ち寄ったファミリーマートのトイレで離縁という事になったのだそうだ。
ま、出てきてしまったんですね。6メートルのキヨミちゃんが。
(隣で一緒にテレビを見ていた母親はウゲーーと言っている。)
サナダムシというのは、お腹に飼っている人が川で排せつをし、
その中にあるタマゴをミジンコが取り込み、更にそれを鮭が食べる。
そしてその鮭を生で人間が食べるとやっとお腹に寄生することができる。
なんという確率の悪さ!!!
先生は一生懸命に鮭の身を調べ、見つけてそれをとりこんだのだそうだ。
サナダムシは暴飲暴食やアルコールに弱く、そのような食生活の人間の中では生きて行くことができないらしい。
なんてヘルシーな。。。
で、なんでその先生がそんなことをしたかというと、インドネシアのある島ではアレルギー疾患の子供がいないそうなのです。それを調べて行くと、大概その子たちのお腹には回虫やらサナダムシがいるらしく、その関連性について研究していたのだそうです。
どうやらそのムシ達が発するものがアトピーや花粉症などのアレルギーに良く作用するとかで、先生はその物質を取り出し、薬に活用できるかの研究をしていたのですね。
なら、自分も飼ってみなきゃダメでしょーー!という、先生の素敵な、極端な発想のもと、そういう行動をおこしたのだそうです。
サナダムシにも色々種類があり、人間に住むサナダムシは体に害を及ぼさないらしいけど、他の動物に入る種類のものは害を及ぼしてしまう。色々共存があるんですね。
キツネに棲むエキノコックスなどもそうで、キツネにいるときはいいけど人間に入ると害を及ぼします。
だから触ってはいけないんですね。キツネには。
(隣で母親が「あんたもサナダムシ飼いなさいよ!」とアホな事を言うのはしばし無視。)
先生は、子供の時は色んなものをなめたりするけど、それは大切な事なんだといいます。
子供のうちは母乳からくる免疫IgA抗体だけなんだけど、色々なめたり土壌菌などの細菌をとりこむ事で免疫を作っていくのだそう。抗菌やら殺菌やら、綺麗にしすぎる事で体を弱くしたり、アトピーやらの疾患の可能性を拡大させてしまうのだそうです。
(ここで隣の母親が「私はあんたを生んだ時に綺麗にしすぎたのかねえ」という言葉は無視)
決して綺麗好きとは言えないわたくしにはとっても有意義なお話でした。
先生の話がとても面白くて(特に、便の検体数万個を持って他の国に入国した時の話など)、何度も笑いながら見ていました。
土壌菌のカプセルなども飲んでいるみたいで、それを他の学者にすすめると
「これはいい!朝起きたときから体が違う!」
と好評だったのだそうです。
体は自然に治る力があるのだから、知らないうちに自分でよかれと思って特別な事をすると、かえって生命力を弱めてしまう。それは精神的なものもそうかもね。
自分の体と心を信じて、手をかけすぎずに頑張ろう。
私は先生のお話より、yattyさんのお母さんのコメントの方が面白いです(笑)
返信削除お腹にサナダムシを飼うのは なかなかの勇気がいりますよね(^w^)
自分のココロと体を信じる。自然なものを取り入れて自己免疫力をたかめていくのが一番ですね〜TAKA
先生の話めちゃくちゃ面白いんですけどwwいまいちその面白さを伝えられていないだけです。周りからみたら破天荒な事を本気でしてしまう人が大好きで、憧れているのです。やはり科学的な抗菌殺菌なんかしてはいけないんですね、日本では。土壌菌や常在菌を殺してはむしろ不健康になってしまいますからね。
返信削除