念願の手塚治虫記念館へ!
別に手塚治虫のファンではない友達を一緒に連れてくのは気が引けるけれど、せっかく近くまで来たのだから足を運ぼう。
宝塚の駅を降りて歩く事10分弱。宝塚歌劇場の近くにこじんまりと記念館はあります。
まず目に入るのは、手塚治虫のライフワークと言われる
「火の鳥」
見よ!この神々しいまでのお姿を!
命とは、人間とは、生き物とは・・・
それをテーマに、火の鳥は13巻から成り立っています。
残念ながら未完ではあるものの、一つ一つの話が完結しているので、
読んでみる価値大アリ!
火の鳥の横を通り入口に向かう途中の壁や床を見ると、
名物キャラがお出迎え。
そして中に入るとジャーン!等身大?サファイア王子お出迎えーーー!
中には小さい頃から書き続けてきた手塚先生の漫画などが展示してあります。
本当にかわいいタッチで、見るだけでほんのりゆったりする漫画。
動物や昆虫にも愛情があふれている数々の漫画は、本当にたくさんの人に見てほしい。
手塚治虫は、このかわいい自身の絵を下手な絵だと思っていて、
もっと細か表情などを書けないものかと苦悶するんですね。
手塚治虫をしたう一人に大友克洋がいるんだけど、彼の絵を絶賛しておりました。
そう、AKIRAを書いた人です。
私は彼も大好きです。
この記念館は子供も楽しめるようになっていて、
2階には手塚治虫の漫画を読めるスペースもあります。
ずーーーっとそこで読んでいられるなんて、ステキだ・・・
もちろんアニメも見られます。
その気になれば1日中、いや、ずっと通って見続ける事もできる。
地下に行くと、今度は簡単なアニメを自分で作る事ができます。
もちろんやってみたよ!
このつたないアニメをご覧あれ。
イラストを1枚書いて、その上に紙をひいてもう1枚書いたものを
データに取り込んで再生してくれます。
他にもパソコンでアニメで遊ぶ事もできます。
本当に、アニメを見て欲しい、夢を持ってほしい、
そういう記念館の雰囲気は、手塚治虫が求めたそのものを引き継いでいるんでしょう。
手塚治虫のVTRを見る小さな映画館のようなものもあります。
どういう経験でこの作品を書いたか、
どういう事を考えていたのかなど、15分位紹介してくれます。
最後に流れるイラストがとても印象的です。
手塚治虫とたくさんのキャラクターがその場を離れるように
歩いて行く絵
手塚治虫は志半ばで亡くなったけど、
こうして今も天国でたくさんのキャラクターと一緒に過ごしているんだね。
帰りに気づいた、入口の横にあるクリスマスツリーのオーナメント。
・・・かわいすぎる・・・
心のこもった、ただの展示会などではないこの手塚治虫記念館。
兵庫に行った際は是非お立ち寄りを。
心がほんわかして帰ってきますよ。
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