2009年7月5日日曜日

christmas holiday







12月20日から年末の休みに入った。約2週間。こっちのクリスマスってどんななんだろーと期待しつつ。学校ではクリスマスパーティが催され、みんなで安いプレゼントを持ち寄ったりした。うちの学校には卓球台があったので、卓球大会が始まり、私はなかなかいい線までいくことができた。しかし、ワイン飲み放題のこのパーティ、そりゃ酔っぱらう人も出てくるわけで、酔っぱらい同士の卓球なぞなかなかの見もの。本人たちは試合してるつもりなんだろうけど、はたから見たらまるで漫才。クリスマスは明るくみんなで楽しく!ってのがやっぱりいいな。



NZの家庭ではクリスマスツリーはイミテーションではなく、本当のモミの木が飾られる。モミの木屋さんがあって、畑からのこぎりで切って買ってくる。うちのママは「うちのは小さいの。でも小さいのもいいのよ」って言ってたけど有に2メートルはある。そこに色々飾り付けして、それぞれに渡すプレゼントをふもとに置いておく。恥ずかしながらこの習慣は知らなかった。日本だとクリスマスの朝に子供の枕元にプレゼントを置いておくのが通例だけど、NZでは木の元において、その日が来たらそれを開いてみるといった形。私も二人用にアルバムを買っておいておいた。



クリスマスになって、プレゼントを開ける時が来た。私のプレゼントを見て、「ま!こんな事するなんて生意気な!」と言って笑った。しかしその後、パパからのプレゼントをママが見て怒った。パパは洗顔フォームを買ったのだけど、ママは固形の石鹸しか使わないらしくて、「ふざけんな!私は固形のしか使わないのに!なんでこんなの買ってくるのよ!今すぐ店に返しに行きなさいよ!」パパもちっちゃくなってる。



・・・いやーこっちの女性は強い。その洗顔フォーム終わるまで使えばいいのに・・



でも結局は洗面所においてあり、「yatty、これはすごくいいものだからあなた使いなさい」と勧めてきた。一連の流れを私が見ていることなんて全くお構いなしだ。



せっかくのクリスマスなので街に出て、大聖堂を見学した。それといって飾り付けなどはなかったけど、クリスマスに教会行くなんてやっぱり雰囲気あっていいなあ。季節は日本の春位。北半球で生まれたせいかクリスマスには雪が降っててほしい、寒くあってほしいって思ってしまったけど。



気のせいかもしれないけど、日本みたいにクリスマスは恋人が会う日っていう感じは全くしない。みんなで楽しくパーティか、家族で祝うか、みんなそんな感じなのではなかっただろうか?



クリスマスの次の日はBOXING DAYといって、出したおもちゃなどを箱にしまう日だとパパは教えてくれた。この日に街はバーゲン一色となり、3割4割当たり前~!になっている。



でもNZではクリスマスは何もこの数日間だけではない。約2週間クリスマスは続くらしい。年末年始の休みをクリスマスホリデーというんだけど、その期間はクリスマスという扱い。日本ではすぐそのあと正月が来るけどNZではそのままクリスマスが続く。やっぱりキリスト教の場所でクリスマスを迎えるのはいい。CHRISTCHURCHっていうキリスト以外考えられない名前がついている名前だけあって。



関係はないけど私は数多くあるクリスマスソングのうち、ジョンレノンのHAPPY CHRISTMASが一番好きです。恋人に重点を置いたクリスマスってのはどうも好きではない。そもそもキリストの生誕を祝うのだからそこはそれ相応の意味をつけたい。その点でこの歌は素晴らしいと思う。



ジョンレノンは歌う。クリスマスなのだからみんなで楽しく過ごそう、人種も全て越えて、若い人も年をとった人も、弱い人も強い人も、喧嘩や闘争を止めて楽しく過ごそう。あなたが祈れば戦争は終わる。



この歌詞の意味を翻訳ではなくダイレクトに感じる事ができたこと、これが私の留学の一番大きな成果だと思う。

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