2009年8月25日火曜日

ネルソン~アベルタスマン旅行







一体私はいつ学校へ通ったのだろうか?と言いたいくらい旅行に行った。
パンフレットにあったアベルタスマン国立公園の写真が綺麗で一度行ってみたいと思っていたのもあり、3連休に友達3人と一緒にドライブ。
クライストチャーチからネルソンまでは約7時間、ネルソンで一泊し、アベルタスマンまでは2時間ってところだろうか。ネルソンはアートの町として知られているが、なんせあんまり出歩いてないので何がアートなのか全然知る事ができないまま。それより食い気!ネルソンを含めた南島の北にあるマールボロ地方はワインで有名でもある。そのため一面のぶどう畑を通る。NZにきてちょっとおいしいワインの味などわかるようになってしまったので、帰り道ブレナムでワイナリーにてワインを購入。甘いのより渋めの味が好きです。
アベルタスマンは、NZの中では透明度のそこそこ高い海と、金色の浜辺が有名です。一番堪能するなら本当はトレッキングをするのがいいんだろうけど、結局海で小学生のように遊びました。
シービスケットという、大きな浮き輪をジェットボートにつけて高速で引っ張ってもらうのを見て面白そうだったのでそれを予約し、しばらく浜辺で待っていると店の人が難しい顔で話しかけてきた。
「さっき警察のアナウンスで聞こえたかもしれないけど、海にサメが出てしまったからできなくなってしまったの。」
ガーン!!!っつーかできないことよりあそこで子供のようにはしゃいでた事が怖く感じる・・・。
・・・でもやりたかった(泣)でもお店の人も言ってました。
「これはよくある事ではなくて非常に珍しい事なのよ」
うん。まあ日本でも静岡でシュモクザメが発見されたりしているからしょうがない。海は一つでつながっているからそりゃサメもでるだろう。
蛇足ですが、サメ=危ない という方程式はあまり成り立たない。ダイビングを趣味としている私は、性格がビビリな為サメについても結構調べた。海中で出会ってしまったときの対処法とか。ジョーズに出てくるようなホオジロザメは今や絶滅危惧種だし、出会っただけで食らいついてくるようなサメは意外と少ない。じゃあなんでオーストラリアなどでサーファーがサメに噛まれるなんて事が時々あるのかと言ったら、板からの転倒などでびっくりするということと、パドリングしているのを水中から見ているとカメに見えるという事かららしい。最初っから海に入っているダイビングなどではそこまでサメを警戒する必要はないのです。ただシービスケットからいきなり転倒したら噛まれるかもしれないけど・・・。
できないものはしょうがないので、コーヒー船なるものに乗船。コーヒーや紅茶、クッキーなどを食べながらゆっくり海を回れるという優雅な船。スプリットロックという、まんまるな岩がバッサリ割れたような岩を見る事ができる。やはりビーチから少し離れると海も奇麗になってくる。
そんなでアベルタスマンも堪能し、帰りは行きとは違うコースで帰った。途中ハベロックというムール貝で有名な小さな漁村に泊り、ブレナムを通り、海岸線をずーっと南に行きカイコウラを通り、クライストチャーチへ。
実はネルソンで車をこすってしまった私。事前にそのことは電話してあったのでなんら問題なく次の日車を返し、保険も入っていたので追加料金もなく終了!返す時に店のお姉さんに
「フルカバーの保険入ってて良かったわね」
となぜかニヤリと不敵な笑いをされ、その場所をチェックされることもなく終了。
やっぱ海で遊ぶっていいことだー!

2009年8月20日木曜日

スポーツから学ぶ事

最近、甲子園、バレーボール、少し前は世界水泳とスポーツをよく見ている。元々ソフトボールを6年やっていたので、少なからず甲子園球児の気持ちはわかる。(私はぐーたら部員だったけど)
昨日見た試合で、試合終了と共に負けた学校のピッチャーが崩れるようにマウンドで泣いてしまった。ああ、必死で今までやってきたんだなあとこっちまでもらい泣きしてしまった。
昔仕事で、なぜかただの単なる異動による送別会に同席し、50人いる中たった一人で泣いてしまったことがある。送別される人も泣いていないのに、私のみ号泣というなんとも情けない状況だった。その時に当時の社長が、
「今まで一生懸命にやってきた人が涙を流すもんなんだよね」
と言ってくれた。私の場合もともと涙もろいだけの気もするが、そう言われてみればそうかもしれないなあと思ったものだ。
この甲子園球児もそうなんだろう。泣いてない人が一生懸命やってないって事ではなくてね。
とあるスピリチュアルの本で、宇宙人と対話したとかオーストラリアのアボリジニのある民族と旅したという本があるんだけど、(フィクションで書いてあるけど実話だと本には書いてある。どっちだい!?と言いたくなるけど)アボリジニも宇宙人も平和を愛し、愛を一番尊ぶのだとその本には書いてある。もちろんそのことは素晴らしいものだとわかる。ただひとつ全く納得できない事がある。
それは、愛に溢れた宇宙人もアボリジニも、人間がスポーツで人と競うという事に疑問を感じ、否定気味にいるという事。同じ人同士で順番を競ってどうするの?優劣をつけてどうするの?そもそも人に勝手嬉しいの?
言いたい事はわかるが、申し訳ないけどそれは必死でスポーツをやったことのない人の言葉、としか受取れなかった。
スポーツは相手を憎むものではないし、負けたからといって憎しみが生まれるものでもない。負けたら必死で負けないように自分の能力を高めようとする所に精神的にも素晴らしい成長があるのであって、愛にあふれた素晴らしいスピリチュアルの世界にそういうものが認められないというならそんな世界に住みたくもないやい!とさえ思ってしまう。
バレーボールを見ていても、勝とうと、チーム一丸となって支えあってしている姿を私は美しいと思うし、私も一生懸命に生きたいなあと思う。
どうなんだ?本当に人にスポーツで競うというのはそんなに愛から反する事なのだろうか?
こう地球もなるべき(宇宙人の本において)とするのは少し安易な気がする。
うーん、そう思うのは私が曲がってるのだろうか?

2009年8月18日火曜日

ドイツの爆弾爺さんin New Zealand

前にも書いた同じホームステイのアディ。
私は学校からテニスラケットを借りてハグレーパークでテニスを時々していたのだけど、そのテニスラケットを見て、自分も参加すると言いだした。昔テニスをやっていたようで、私はもちろんOkだったのだけどママがそれを許してくれない。
「72歳なのにテニスしてけがしたらどうするのよ!私は責任とれないわよ!自分が年寄りなのを自覚しなさいよ!」
とこれまたやんややんやうるさい。本人だって自分の体がどこまで動くのかはわかっているでしょうが。結局まーうるさく反対されたもんだからできなかった。でも感覚が若くていいなと私は思ったけどね。
家にいるとアディが映画を見ようと行ってきた。DVD持ってるから自分のPCでそれを見よう!アメリカのだから英語の勉強にもなるよ!と。そうかそれもそうだなと思ったけど、それに対してもママは反対してくる。映画なんていつでも見られるじゃないの!なんで見る必要あるのよ!でもここはアディが勝った。しぶしぶママも見るはめになり、アディの部屋で映画が上映された。その映画は「ショーシャンクの空に」下に訳が付いてたけどドイツ語だったし、もともと話が英語をあまり理解していない私には難しすぎた。全くわからない。これ解読できたら面白いんだろうなあと思いながら眺めてただけだ。
1時間過ぎたのち、ママが私をこづいてきたので、見るとニンマリしている。まるで魔女のような笑み。
「そっちみてごらん」
というから見てみたら、アディ・・・寝てるし・・・・
終わったあと、いやーよかったねと言ってるアディ。そうだね、面白かったね。結局内容理解できてたのはママだけだったね。
ドイツのお爺さんてみんなこんなに若くておちゃめなのだろうか。72歳でショーシャンクを見ようと言う事もやはり若いよなあ。
学校から帰ってきてもいつもすぐにシャワーに入り、着替えてから夕飯を食べる。ワインが好きでワインを片手に楽しそうにしている。NZはワインが非常においしく、スーパーで1000円のを買ってきてもおいしい。おかげで私も舌が肥えてしまった。アディがいつもおいしいワインを買ってきてくれるので私も毎晩飲んでいた。そしてお互いの国の事とか、よく話し合った。ママは毎回、なんでここで他国の話をするのよ!NZが世界一いいのよ!と反論するが。
結局アディは1か月滞在し、ドイツへ25時間かけて帰っていった。どうして英語を習うのにイギリスに行かないの?と聞いたら、NZの方が安いのだそうだ。ドイツからNZへの渡航費を考えたとしてもそれでも安いらしい。去り際にお手製の名刺をくれた。私も「友情」と感じで書かれた友人からもらった絵葉書にメッセージを添えて渡した。(ありがとうミッチイ。あれアディに渡した)
年齢が違っても国が違っても友達。アディありがとう!今度はドイツへ遊びに行くよ!

2009年8月11日火曜日

戦争  the war

原爆投下の日であるため、NHKでは戦争の番組が数多く放送されている。
目をそらしてはいけない。
たくさんの死体の写真や、ゼロ戦が炎を出しながら海へ墜落する映像が流れても、目をそらして逃げようとしてはいけない。
ましてや関心を持たないということもいけない。
知ろうとしないことはよくない。
どうして戦争をおこしてはいけないのか、番組を見てるとひしひしと伝わってくる。こういう事なんだって思う。
過去の戦争についてどの国が悪いとか、もうそういう鬩ぎ合いは意味を持たない。
もちろんそれは過去の罪を償う必要がないとかそういうことではなくて。
勝利した国にだって苦しみはたくさんある。
どこにも幸せなんて存在しない。そんな戦争の中には。
たくさんの死体が綺麗な海岸に無数にある写真を見て思う。
この一人ひとりには人生があった。お母さんが妊娠して、生まれて、色々な事を思い経験しながら成長して、そうして学んできた事が一瞬で無くなった。
人間は武器ではないし、コマでもない。人を殺す為に生きているわけでもない。
この死を無駄にしないために、ちゃんと正面から事実から目をそらさずに知ろうとする事が大切だと思う。
we wish world's peace.
we hope that every war vanish.
and we believe to make a piece for all over the world.
Atomic bombs fell down to Japan twice.
We have also recognized Japanese killed people in other countries.
Therefore we wish peace strongly.
The war can't make us happy.
If you love familly,friends,country,the earth,nature
and every creatures,
we wish peace.
The anniversary of the end of a war is coming soon.

2009年8月9日日曜日

爆弾爺さんがホストファミリーにゲストで追加。


写真はママ自慢の庭です。
1月になるとホストファミリーのママがどうもそわそわしている。ドイツから友達が来るのよ、彼は前にもニュージーランドに来た事あって、もう72だってのに英会話学校通ってたのよと、何度も何度も、毎朝、毎晩私に教えてくれた。おー、また一人年寄りが増えるのかとそれくらいにしか思わなかったが、どうも夫婦二人とも歓迎というよりはそわそわしている。

その人が到着する日。私は家で空港まで迎えに行った二人とそのドイツ人を待っていた。庭から一人おじいさんが入ってくる。あ!彼か!と思い、あいさつすると、こころよく

「HELLO!nice to meet you!I’m Adolf.you can call me ADDY!」

と自己紹介してくれた。ドイツのゲルマン系とでもいうのだろうか、彫の深い、丸みを帯びた鼻のアディ。しかもその名前アドルフって・・・。ナチスドイツのアドルフさんですか?と聞きたくなる。

ドイツでは昔アドルフという名前は一般的だったのだけど、ヒットラーが亡くなり、その悪行の影響でアドルフという名前はあまりつけられなくなったのだそうだ。なので、アドルフ=お爺さん、と思っても大丈夫らしい。

しかもアディ、ファミリーと違ってパソコンも使いこなす。ノート型を持ってきていて、しきりに会ったばかりの私に、写真を見るか?と誘ってきた。ドイツの家の写真とか、誕生会の写真とか色々見せてくれ、二人で見ていると、ママが、「何そんなの見てんのよ!ナイスなポテトが冷めるから早くしまって!」と言い、普段なら私だけなので、しまうところなのだろうけど、頑固なドイツ人のアディは、全く聞かぬふり。

「ママもみなよ」と誘っている。

そう、このママとアディ、全く会話がかみ合わない。個性の強い二人なので、お互いがお互いの要求を話すだけで先へ進まないのだ。さすがの強靭なママもアディの前では屈服気味。

前も、ドイツの話をするアディにママが怒り、「ニュージーランドが世界一最高なのよ!ドイツなんてなんなのよ」と言いだした。こうなっちゃアディだってヨーロッパの意地を貫きとおさなければならない。結局喧嘩。でもアディはちょっと大人で(っつーかお爺さんなんだけど)、今日は酔っぱらってるからまたねとすり抜けた。ママはまだずーーーっと怒っている。その声が部屋の中にまで聞こえる。

アディは私の学校と近所の所に通ってたので、一緒にバスに乗って毎朝でかけた。バスの中でアディは、

「あいつはナイスポテトとナイストマトしか言わねえ。何かってーとナイスポテトだ。ふざけんな、ニュージーランドなんかテレビだって全然面白くないし、ドイツはチャンネルがいっぱいあるんだ!」

70を超えた二人がする会話とは到底思えないけれど、私は面白かった。確かにママはかなり強制的な人だったし、本当に毎日ナイスポテトと言っている。私の食事はナイスだと、あんなに普通言うものなんだろうか?日本人は謙遜の文化なので、特にそう思うのかもしれないけど、それにしてもママはすごいと思う。多分ママは今まで言われるがままのパパと一緒にいたので、こんなに反論される人には出会ってないんだと思う。

余談だけど、ママは本当に極論を言う人で、前に、

「なぜニュージーランドには野良猫が少ないんだと思う?この辺だってたくさんいたのよ。でも全くいなくなったの。なぜだと思う?中国人が猫を食べちゃったのよ」

ほんと、内心そりゃねーだろと思って聞いていた。だって、うちによくくる猫いるじゃんか。中国人が猫を食べるのかどうかは知らないけど、食べてたとしてもそこは文化の違いだからどうこう言うべきものではないと思うが、だから野良猫が減ったって・・ねえ?バードアイランドの異名を持つNZですから、むしろ良かったんじゃないの?って言ったら怒られるかな。

アディはNZ生活を謳歌してて、毎週末に学校に来るツアー会社のツアーで旅行に行っていた。一日で帰ってくるものがほとんどだったが、時折宿泊することもあった。こういうツアーってほとんどがバックパッカーに宿泊なので、BBHに泊る72歳ってすげーなーと感心。ほんと、人間何歳になってもチャレンジ精神は忘れちゃいかんって思った。

アディ話はまだ続く。

2009年8月7日金曜日

アトピーの原因(私の場合)

今まで一度だけアレルギー抗体検査を行った事がある。それで反応が出たのはハウスダストと、杉、ダニ表皮、猫だった。ハウスダストは主に鼻やのどに出て、体がむずがゆくなるけどハウスダストが少なくなればおさまるという出方。杉は全く自覚症状なし。花粉症でもないし。ダニもまあわからないけどハウウダストと同じかなあ。猫は喘息。


でもはっきり言ってそれらが全部なくならすことができれば治るのかというとそれはまた違う。症状は治まるだろうけど治りはしない。アトピーは自律神経、ホルモン、生活環境、胃腸などとも密接にかかわっている。


最初は環境の事を考えて、洗剤は粉せっけんにしたのと、体を洗うのは石鹸にしたということ。服は顕著に反応に現れるので、綿と絹以外は身につけない。まずはこうした。変えてみると実感できるんだけど、まずボディソープは本当に使用をやめたほうがいいと思う。もともと使用してなかったけど、医者が使用しないようにというので、余計に使用はしていない。ボトルなどのゴミが出るのが嫌で石鹸を使用してたんだけど、どうやらそれが良かったらしい。液体にする時点で添加される材料に良くないものが入るらしく、優しいと言われているものでも使用は避けた。それでも数回使用したことはあるけど、体の表面がカサカサになって、やはり状態は悪くなった。石鹸は今はフランスのマルセイユ石鹸、マリウスファーブル社のものを使用している。原材料はオリーブ油と塩のみ。顔にも使用できるので、洗顔もこれにしている。


洗濯洗剤は、もともと川を汚すのが嫌で、粉せっけんにした。合成洗剤は川を汚すし肌にもよくない。粉せっけんは川で99%微生物分解されるということ。洗い方も変わらないし、洗い上がりも何も変わらない。私はダイビングするので余計川や海を汚したくないので、みんなに粉せっけんを勧めている。


あと私が変えたのは食べ物である。アトピーは食べ物から来るものもある。実際私は蟹味噌を食べて死ぬ思いをした。でも、何も食物アレルギーの人ばかりが食べ物を改善しなければならないわけではない。アトピーは胃腸の健康を表しているとも言われている。東洋医学でいうと、胃腸の不調は皮膚に現れるという。


では何がいいのか。アトピーの人は胃腸が弱い人が多いので、消化不良をおこす人も少なくないと思う。私もその中の一人で、3日に一度胃痛はあるし、消化不良など日常茶飯事だ。消化にいいものを食べようと心掛けたのと、日本食にこだわった。粗食の本を買ってきて試してみる。粗食って作り方も簡単だし、調味料も醤油、味噌、酒、みりん、塩、砂糖(きび砂糖、三温糖)酢を使用する。油はゴマ油。


日本人はもともと農耕民族なので、主に穀物と野菜を採ってきた。なので、昔から食べられているものに絞って、極力肉や油ものは食べないようにしてきた。もともと好きな方でもないので、自分の好きなものを食べていけばそのままそういう食事になったのは幸運だと思う。

人間は人種によって違うのは外見だけではないらしい。胃腸にある消化酵素も多少の違いがあるらしく、日本人は肉や牛乳を正しく消化はできないというのを本で読んだ事がある。本当かどうかはかなり昔に呼んだ本なのでわからないけど、確かに普段日本食を食べていて久しぶりに肉を食べると消化不良になる。
古代からずっと育んできた食生活にふさわしい体にちゃんとなっているんだと思う。だからそれに逆らわずに食事をするのはとても大事。


食事を変えてももちろんすぐ効果などはあらわれない。でも続けると、体が何を欲して、何がいらないか自然とわかってくる。いらない食べ物を目の前にした時、なんとなく体が拒否しているような感覚がわかるようになる。


とにかく、環境にいいものを探し、日本人の昔からの食事に従って食べていくことを続けた。





また時間があったら続く。

2009年8月1日土曜日

イルカの群れに遭遇











クライストチャーチから車で3時間のところにカイコウラというクジラが見られる事で有名な町がある。小さな、ほんと商店街がひと区画あるだけの町。そこにホエールウオッチングをしに行った。ここでクジラを見られる確率は90%以上だと言われる。クジラはさすがに見たことがないので、楽しみ!




港の上にある小屋でまず受付。140ドル位なので、大体7000円強。酔い止めが売ってたので、一応買って飲んでみた。天然成分のみのものらしいので、そっちへの興味もあって。




そこからバスで少しだけ移動して、早速ボートへ!思ったより小さなボートだった。船内でクジラの説明のVTRが流れる。もちろんクジラといったら日本の捕鯨ですよ。その内容が流れた。どーもすんませんと思いながらそれを見ていたが、マオリ族だって捕鯨してたじゃーん!と開き直る。開き直るっつーか、伝統の違いだしなあ。




脱線するけどどうして日本の捕鯨はあそこまで反対されるのでしょうか。数の少ない種類のを捕えているとかそういう理由なのかなあ。前にそれに対するデモのニュースで見たのは、クジラを捕まえるのはかわいそうだから、というものだった。それを言ったらなにかい、豚はかわいそうじゃないんかい、牛は?鳥は?魚は?植物は?と言いたくなるけど、きっとほかに理由があるのだろうな。意見の相違だと思うので、どちらが正しいとかはよくわからないけれど。




まあとりあえずVTRも終わり、ボートの動きが停まった。お!これはもしや!外に出ろの号令がかかり、外に出てみると、まるで潜水艦のようなクジラがイターーー!潮吹くところもちゃんと見られました!もちろん尻尾あげて潜っていくのもね。いやーこりゃすげーや!クジラが潜水して見えなくなったところで船酔いしているのに気づく。あー・・・あの薬効かないじゃん。




結局クジラは3頭見られ、港へ帰る事に。そうしたらまたボートが停まった。




「DOLPHINES!」と声が上がったので、外に出てみると、まーーいるわいるわ、とてつもない数のイルカ達が。水面にかかる鱗のようにすらみえる。ボートの人が言うには、ざっとその数200は下らないだろうとのこと。そして、ここにいるイルカの種類はダスキードルフィンというもので、アクロバットなイルカとして知られる。前にAKAROAで見たのは世界一小さなかわいいものだったけど、こっちのはそこそこ大きい。そして跳ねる跳ねる!船の下にもぐりこんで泳いでみたり、波に乗ってみたり、すごい。ほんと、楽しんでるのがわかる。




結局終わってみたら、最後のイルカの遭遇により、クジラの印象は全てぶっとんだ。終わった後も、あーイルカ見られて良かったねーという感じだったし。




そして、カイコウラはクレイフィッシュ、伊勢海老でも有名です。なので、ちゃんと伊勢海老食べてきました!重さによるけど、日本で食べるのと大体同じくらいの値段かな?私は日本人だからそこまで高いとも思わず食べたけど、NZの物価は日本よりだいぶ安いから、現地の人は高いわーと思うんだろうなあ。うん、でもおいしかった。




NZでのドライブは楽しい。市街を抜けるとすぐ牧場やら海やらが見えてくる。何もない幸せ。同じ島国でも景色はこんなに違うもんだ。




あ、もちろん日本の田舎の風景も大好きです。成田へ到着した後、家まで帰る間の田園風景、涙が出そうだったよ。